Owner's manual
プリント・エンジンのセットアップ
リボンの概要
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57516L-074 改訂 A170PAX 4 ユーザー ・ガイド 2011/7/28
リボンの概要
リ ボン と は、 熱転写処理の際に用紙に転写 さ れる ワ ッ ク ス、 レ ジ ン ま たはワ ッ ク
ス ・ レ ジンで片面が コーテ ィ ング さ れた薄いフ ィ ルムの こ と です。 リ ボ ン を使用す
る必要があ る かど う か、 および リ ボンの幅はどの く ら いかは、 用紙に よ っ て決ま り
ます。
リ ボンが使用 さ れ る 場合、 リ ボンは、 使用す る 用紙の幅以上の も の を使用する必要
があ り ます。 リ ボンの幅が用紙の幅よ り も 狭い と 、 印字ヘ ッ ド が完全に保護さ れず、
印字ヘ ッ ド の寿命を短 く するおそれがあ り ます。
リボンを使用するケース
熱転写用紙に印刷する場合は リ ボンが必要です。 一方、 感熱用紙では リ ボンは不要
です。 感熱用紙 と 熱転写用紙のいずれであ る かを判断する には、 用紙のス ク ラ ッ
チ ・ テ ス ト を実行し て く だ さ い。
用紙スクラッチ ・テストを行 うには、次の手順に従います。
1. 用紙の印刷面を指の爪で素早 く こ す り ます。
2. 用紙に黒マー ク が現れる かど う か確認し ます。
リボンのコーティング面
リ ボンの コーテ ィ ン グ面は、 ロールの内側の場合 と 外側の場合があ り ます (
図 13)。
こ のプ リ ン ト ・ エン ジンでは、 外側に コ ーテ ィ ン グ さ れた リ ボン し か使用で き ませ
ん。 特定の リ ボンで コーテ ィ ン グが内側か外側か明確でない場合は、 粘着性テ ス ト
またはリ ボンのスク ラ ッチ ・ テス ト を行い、 コーテ ィ ングされている側を確認して
ください。
図 13 • 外側がコーティングされたリボンと内側がコーテ ィングされたリボン
黒マーク... 用紙のタイプ
用紙に現れていない 熱転写用紙です。 リ ボンが必要です。
用紙に現れ る
感熱用紙です。 リ ボンは不要です。
外側 内側