User Manual
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DDK-7 取扱説明書
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AWM音色のエディットは、ボイスエディット画面のAWMページとLAYER (レイヤー )
ページで行ないます。AWMページは、ボイス全体の音質を調整するためのページで、
LAYERページは、ボイスを構成する各エレメントを細かくエディットするためのページ
です。
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エレメントオン/オフ
AWM音源の4つのエレメントを表しています。押すたびに、オンとオフ(消音)が切り替わ
ります(オフにしたエレメントはグレー表示になります)。
2
EQローフリケンシー /EQローゲイン
低い周波数の音量を変化させます。フリケンシースライダーでは、音量変化させたい周波
数を32Hz〜2.0kHzの範囲で設定します。ゲインスライダーでは、フリケンシースライ
ダーで設定した周波数付近の信号量を、−12dB〜+12dBの範囲で調節します(+6dBで
もとの音量の倍、−6dBでもとの音量の半分になります)。
3
EQハイフリケンシー /EQハイゲイン
高い周波数の音量を変化させます。フリケンシースライダーでは、音量変化させたい周波
数を500Hz〜16.0kHzの範囲で設定します。ゲインスライダーでは、フリケンシースラ
イダーで設定した周波数付近の信号量を、−12dB〜+12dBの範囲で調節します(+6dB
でもとの音量の倍、−6dBでもとの音量の半分になります)。
EQ (イコライザー )
EQ (イコライザー )は、音をいくつかの周波数帯域に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)
を上げ下げすることで、音質を補正します。もともとは、アンプやスピーカー、部屋の
特性に合わせて、音場環境を補正する(たとえば、低音が響きすぎる部屋では低い周波
数の音を小さくする)ためのものでしたが、イコライザーを使って積極的な音作りを行
なうこともできます。クラシックはより繊細に、ポップスはより明確に、ロックはより
ダイナミックに、というように、曲の特長を引き出すのに欠かせないエフェクトです。
この楽器のイコライザーは、ロー (低周波数)、ハイ(高周波数)の2つの帯域の設定がで
きます。
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