日本語 English Steel Strings Model Deutsch SLG200S Français Nylon Strings Model Español Italiano SLG200N SLG200NW 取扱説明書 使用说明书 사용설명서 JA EN DE FR IT ES PT RU ZH KO 한국어 中文 Русский Português Owner’s Manual Bedienungsanleitung Mode d’emploi Manuale dell’utente Manual de instrucciones Manual do Proprietário Руководство пользователя
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、 お客様やほかの方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について ■「警告」と「注意」について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、下表のよ うな意味があります。 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警 告」と「注意」に区分して掲載しています。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 ~しないでくださいという「禁止」を示します。 警告 この表示の欄は、 「死亡する可能性または 重傷を負う可能性が想定される」内容です。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 注意 この表示の欄は、 「傷害を負う可能性または物的 損害が発生す
注意 電源 / 電源アダプター 不安定な場所に立てない。 あ 機器が転倒して故障したり、お客様がけがをしたりす る原因になります。 電源アダプターのプラグを抜くときは、電源アダ プターコードを持たずに、必ず電源アダプターの プラグを持って引き抜く。 コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれ があります。 タコ足配線をしない。 ります。 電源アダプターコードが破損して、感電や火災が発生 するおそれがあります。 電源アダプターコードやプラグがいたんだときは使用 しない。また、長期間使用しないときや落雷のおそれ があるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜く。 感電、ショート、発火などの原因になります。 電源アダプターは、布や布団で覆ったり、包んだ りしない。 熱がこもり、ケースの変形や火災の原因になります。 風通しのよい状態で使用してください。 電源アダプターで使用する場合は、電池を本体か ら抜いておく。 電池が入っている状態で電源アダプターを接続する と、電源は自動的にアダプター側から供給されるよう になります。そのため、電池を入れたままにしておく と液もれの原因となります。
このたびは『ヤマハサイレントギター TM』をお買い求めいただき、まこ とにありがとうございます。 本製品は、静粛性・可搬性を重視したソリッドボディ構造であるにもかか わらず、 『ギターのボディ共鳴音を高品位なマイクロフォンにてスタジオ 録音したサウンド』をシミュレートする SRT POWERED システムによって 自然な音と響きを実現した、全く新しいタイプのギターです。 製品の機能を充分に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになっ てからご使用ください。なお、ご一読いただいた後も、不明な点が生じた 場合に備えて、保証書と共に大切に保管していただきますようお願い申し 上げます。 *『SILENT guitarTM』『サイレントギター TM』および ヤマハ株式会社の登録商標です。 のロゴは 目次 安全上のご注意.................................................................2 本体 / 付属品.....................................................................
本体 / 付属品 パッケージを開けたら、本体および付属品を確認してください。 ● 本体× 1 【スチール弦モデル】 ● 着脱式フレーム× 1 ● ステレオイヤホン× 1 【ナイロン弦モデル】 ● ● 専用ソフトケース× 1 ネック調整用六角レンチ× 1 サイレントギターをソフトケースに収納する場 合は、サイレントギター本体から着脱式フレーム を外し、左図のように分けて入れてください。 マジックテープ 着脱式フレーム ※ 着脱式フレームはケース内のポケットに入れ、マ ジックテープをしっかりと止めてください。 ※ ソフトケースに入れた状態で横に置く場合は、 指板面を上側にしてください。 ソフトケースは、各部品の損傷を保障する ものではありません。 サイレントギター本体 ソフトケースは、あくまで携帯しての移動用、およ び楽器をホコリなどから守るための収納ケースで す。指板面を下にして置いたり、物を乗せる、ぶつ けるなど、衝撃を与えることは避けてください。 5
本体各部の名称 ●フロント部 ●リア部 糸巻 ( ペグ ) 上駒 ( ナット ) 指板 ( フィンガーボード ) 着脱式フレーム 棹 ( ネック ) フレーム固定ネジ 1 ( ストラップピン兼用 ) ホーン 固定フレーム フィンガーレスト サドル ピックアップ ( サドルの下 ) 下駒 ( ブリッジ ) 胴 ( ボディ ) リア電装部→ 7 ページ フレーム固定ネジ 2 ( ストラップピン兼用 ) イラストはスチール弦モデルです。( ナイロン弦モデルとは糸 巻き、指板、下駒等の形状が異なります。) 6
本体各部の名称 ●リア電装部 コンセントへ 電源アダプター ( 別売 ) 電池ケース 電源アダプター ジャック コントロールパネル PHONES ジャック ( ステレオミニ ) AUX IN ジャック ( ステレオミニ ) CD プレーヤー 携帯音楽プレーヤー メトロノーム等 LINE OUT ジャック ( モノラル標準 ) ※ LINE OUT ジャックへのプラグの 抜差しによっても電源を ON-OFF することができます。 ・プラグを挿す→電源 ON ・プラグを抜く→電源 OFF ステレオイヤホン ステレオヘッドホン ギターアンプ パワードスピーカー ミキサー 録音機器等 ※ PHONES ジャックには、 イヤホン、ヘッドホン以外 の機器を接続しないでくだ さい。故障の原因となる場 合があります。 外部機器と接続する際は、接続端子の形状を確認し、必ず端子の規格に合ったプラグのケーブルを用い、 確実に接続してください。 ・ サイレントギターと外部機器の接続は、すべての機器の電源を切るか、音量を最小にした状態で行 なってください。大音量による聴覚障害や機器破損のおそれがあります。 ・
本体各部の名称 ●コントロールパネル部 ※ チューナーモード時は、サイレントギターの 音や AUX 入力された音は出力されません。 ※ チ ュ ー ナ ー の 使 用 方 法 に つ い て は 11 ページをご覧ください。 ⑥ ディスプレイ チューニングの状態や電源 ON の確認、電池残 量警告などを表示します。 電源 ON → ( 中央の緑丸ランプ点灯 ① 電源スイッチ サイレントギターの電源を ON-OFF するス イッチです。ON にする時は少し長め (0.
フレームの取り付け 出荷時、着脱式フレームはサイレントギター本体から外してあります。 以下の手順で着脱式フレームを本体に正しくセットしてからお使いください。 1. 棹 ( ネック ) ヒール部分付近にある「フレーム 固定ネジ 1」と、本体最下部にある「フレーム 固定ネジ 2」を十分にゆるめておきます。 2. まずフレームピン ( 下側 ) をギター本体の固定 用穴に軽く差し込みます。 3. 次にフレームピン ( 上側 ) も固定用穴に軽く差 し込み、その後着脱式フレームを上下均等に 奥まで差し込みます。 フレームピン ( 上側 ) フレーム固定ネジ 1 4 3 ※ フレームの上下を間違えずに取り付けてく ださい。 ※ フレーム着脱時に、フレームピンを曲げる ような力がかからないように注意してくだ さい。固定ピン部分を損傷する場合があり ます。 4.
電源の準備 サイレントギターは、電源として電池と電源アダプターの両方を使うことができます。 電源の準備は、サイレントギターの電源が OFF の状態で行なってください。 電池を使うときは 1. バッテリーケースのツメを 表示の方向に押して ロックを解除し、バッテリーホルダーを引抜きます。 バッテリーホルダー 2. 単三形のアルカリ電池またはニッケル水素電池 2 本を、 ホルダー内部の表示に従い極性を正しくセットしてくだ さい。(イラスト参照) 3.
チューナーの使用方法 1. 電源が ON の状態で TUNER スイッチを押すと、チューナーモードに入ります。 チューナーモードに入ると LED 表示が のように点灯します ( チューナー待機状態 )。 2. 合わせたい音名がディスプレイに表示されるように、ギターをチューニングします。 ※ チューナー使用時は出力がミュートされます。 3. 中央の だけ点灯すると、チューニングが合った状態です。 チューニングが 低い → → → チューニングが 合った状態 → → → チューニングが 高い 4.
オートパワーオフ機能について 本製品には、無駄な電力消費を防ぐため、30 分間以上無音状態が続いた場合、自動的に電源が切れ る ( オートパワーオフ ) 機能が内蔵されています。オートパワーオフ機能により電源 OFF となった場 合でも、再び電源スイッチを押せば通常通りに使用可能です。 ※ 出荷時はオートパワーオフ機能が ON ( 有効 ) になっています。 ●オートパワーオフ機能 ON( 有効 )-OFF( 無効 ) の確認 ・ オートパワーオフ機能が ON( 有効 ) の状態で電源投入 (LINE OUT ジャックにプラグを挿す、ま たは電源スイッチを押す ) した場合、すぐにプレイモードに入ります。(LED 点滅無し ) プレイモード 点灯 ・ オートパワーオフ機能が OFF( 無効 ) の状態で電源投入した場合は、TUNER LED が全部点灯し た状態から 1 個ずつ消灯した後にプレイモードに入ります。 プレイモード ●オートパワーオフ機能 ON( 有効 )-OFF( 無効 ) の切替え 電源 ON になっている ( プレイモード ) 状態で、TUNER スイッチを2秒以上押し続けると機能
弦の交換 ■ 弦交換時の注意 ・ 弦を交換するときや調整するときは、顔に楽器を近づけないようにしてください。不意に弦が切れて 目を傷つける場合があります。また弦交換の際に、弦を切る場合は、充分にペグ(糸巻)をゆるめて から行なってください。急激に弦のテンションが失われると、ネックにダメージを与えるだけでなく、 弦の跳ね返りにより、思わぬケガの原因ともなります。 ・ サドル ( 下駒枕 ) の下には弦の振動を拾うピックアップセンサーがセットされています。弦を交換 する際は、サドルやピックアップセンサーの位置がずれないよう、弦を 1 本ずつ交換してください。 もしサドルが外れてしまった場合は、センサーの位置が動かないよう注意してください。また、サ ドルは 1 弦側の弦高が低くなる向きで取り付けてください。 ■ 弦の交換方法 ( ナイロン弦モデル ) 弦を張る際は、以下の手順で行なってください。 1. ブリッジ側で弦を巻きます。 ネック側 弦末端の結び目がブリッジの垂直面 にくるようにしてください。 ブリッジ * 弦がすべりやすい場合 (1, 2, 3 弦)は、 もう 1 回結んでください。 2.
糸巻トルクの調整 糸巻の回転トルクは、右図のトルク調整ネジ q で調節します。( スチール弦モデル ) ・ トルクが弱く、演奏中にチューニングが 下がってくる場合 → 調整ネジ q を右に回す ・ トルクが強く、チューニングがスムーズ に行なえない場合 → 調整ネジ q を左に回す しまる q ゆるむ トラスロッドの調整 ネックの形状は僅かに順反りになっているのが 正常です。 時計方向にナットを廻すとトラスロッドが締まり、 大きな順反りになったネックを補正できます。 反時計方向にナットを廻すとトラスロッドが緩み、 逆反りになったネックを補正できます。 反りは少しずつ調整します。ナットを一回につき 半回転だけ廻し5 分から 10 分置いてから形状を チェックすることを繰り返します。 逆反り状態 の場合 大きな順反り 状態の場合 順反り 逆反り Note: 14 トラスロッドによる調整の経験が無い場合は、お買い上げの店に調整を依頼することをお勧めします。
本体仕様 棹 マホガニー 胴 マホガニー 指板 ローズウッド (SLG200S SLG200N)、エボニー (SLG200NW) 下駒 ローズウッド フレーム ローズウッド / メイプル 弦 フォークギター用スチール弦 ( スチール弦モデル ) クラシックギター用ナイロン弦 ( ナイロン弦モデル ) センサー ピエゾタイプオリジナルバーセンサー コントロール • 電源スイッチ • TUNER スイッチ • VOLUME • TREBLE • BASS • BLEND (P.U. ←→ MIC.) • EFFECT (REV1 ←→ REV2 ←→ CHO) • AUX 入出力ジャック • LINE OUT ( φ 6.3 モノラル標準、出力インピーダンス:1kΩ) • PHONES ( φ 3.5 ステレオミニ、出力インピーダンス:10Ω) • AUX IN ( φ 3.5 ステレオミニ、入力インピーダンス:2.
ZX36770 版次 : R1 Manual Development Group © Yamaha Corporation Published 06/2018 改版 PO-B0