ユーザーガイド JA
目次 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 マニュアルの構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 ご注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . .
はじめに はじめに VST Rack は、リバーブからマキシマイザー、コンプレッサーやリミッターなど、多彩なVSTプラグインエフェ クトの使用による音声処理を実現するMacとWindowsコンピューター用のプラグインホストソフトウェアで す。NuendoやCubaseで定評のあるSteinberg社のオーディオエンジンを採用し、サウンドエンジニアに高品位 かつ安定したプラグイン環境を提供します。 マニュアルの構成 • VST Rackインストールガイド (PDF) VST Rackのインストール方法について説明しています。 • VST Rackユーザーガイド(本書) 設定や操作に必要なすべての項目を説明しています。 • VST Rackプラグインリファレンス(PDF/HTML) プラグインのパラメーターの詳細を説明しています。 ご注意 • 本ソフトウェアおよび本ユーザーガイドの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。 • 本ソフトウェアおよび本ユーザーガイドの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。 • 本ソフトウェアおよび本ユーザーガイドを運用した結果およびその影響については、一切責任
基本操作 基本操作 VST Rackを起動する 1. デスクトップ上のアイコンをダブルクリック等してVST Rackを起動します。 起動時にeLicenserでライセンスが見つかった場合は、MAIN画面が表示されます。 ・起動時にeLicenserでライセンスが見つからない場合は、エラー画面が表示されます。OK ボタンを押して、アプリケーションを終了し、ライセンス認証を行ってから起動してくださ い。 ・VST Rackで作成したプロジェクトファイル(拡張子.
画面構成 画面構成 ツールエリア VST Rackの画面の切り替えやシーンの情報を表示します。 ① Xボタン VST Rackを終了します。 編集中のときは、保存を確認するダイアログが表示されます。 ② -ボタン VST Rackの画面を最小化します。 ③ +ボタン VST Rackの画面を最大化します。 ④ Fileボタン ファイルメニューを開きます。 ファイルのメニュー ボタン名 ショートカットキー 説明 New: - 新規プロジェクトファイルを作成します。サブメニューから 使用するラック数(16 Racks、32 Racks、48 Racks、64 Racks)を選択します。 Open: Windows:[Ctrl]+[O] Mac:[command]+[O] 保存されているプロジェクトファイルを開きます。 ご注意 コンピューター内にインストールされていないプラグインを 含むプロジェクトを開くと、そのプラグインはスロットにア サインされません。その状態からプロジェクトを上書きで保 存すると、プラグインのアサイン情報は消えます。複数のコ ンピューター環境を使い分けるプロジェクトではご注
画面構成 ⑥ TEMPO ダブルクリックでTempoを入力できます。Tapボタンをクリックすると、Tap Tempoダイアログを表示 します。Tap Tempoダイアログでは、クリックやキーボードのスペースキーでテンポを入力できます。 ⑦ パフォーマンスメーター Average (average load) 25%までは緑、50%までは黄緑、75%までは黄色、100%まではオレンジで 表示します。 Peak (real time peak) Peakに達すると右側に赤く点灯します。 Peak (real time peak) はパフォーマンスメーターをクリックするまで赤点灯を消すことはで きません。 ⑧ EDIT/PERFORMANCEボタン EDITモードとPERFORMANCEモードを切り替えます。 EDITモード選択時は、すべての編集ができます。EDIT中は 背景色が赤になります。 PERFORMANCEモード選択時は、音が途切れるような編集はできません。 サイドメニュー ボタン名 ショートカットキー MAINボタン [Ctrl]/[command]+ [1] ViewをMA
MAIN画面 MAIN画面 MAIN画面は一般的なミキサーのコンソールにあたります。MAIN画面では、オーディオ入出力をラックという 単位で扱います。 ラック ラックは一般的なミキサーのチャンネルストリップにあたります。画面上部から画面下部へと信号の流れに沿 って音声信号 を処理することができます。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 5
MAIN画面 ① ラック名 ラック名を表示します。ダブルクリックで編集します。 ② ラックカラー ラック毎に色を指定することできます。クリックでカラーパレットを表示します。 ③ インプットチャンネル ラックに設定されているインプットチャンネルを表示します。 ④ インプットメーター ラックへの入力信号レベルをメーターで表示します。 ⑤ インプットゲインノブ インプットゲインを調節します。ドラッグでゲインの値を変更します。 ⑥ インプットゲイン値 インプットゲイン値を表示します。ダブルクリックで入力できます。 ⑦ ラックプリセット ラックにプリセットを使用した場合に、プリセット名を表示します。クリックで以下のメニューを表示 します。 ラックプリセットのメニュー 設定 説明 Load Rack Preset プリセットをロードします。 Save Rack Preset 現在のラックの状態をプリセットとして保存できます。 Factory Preset あらかじめ用意されたプリセットをロードします。 ⑧ BYPASSボタン ラック全体のバイパスオンとバイパスオフを設定します。クリックで切り替えます
MAIN画面 ⑨ プラグインスロット アサインされているプラグイン名を表示します。プラグインの設定をします。 新しくプラグインをアサインする 空のスロット上で左クリックしてプラグインリストを表示します。プラグインリスト中をドラッグで移動し、 目的のプラグイン名をクリックしてアサインします。 プラグインをバイパス、削除、無効化、コピー、開閉する プラグイン名上で右クリックしてメニューを表示します。メニュー中をドラッグで移動し、目的の操作名をク リックして実行します。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 7
MAIN画面 プラグインのメニュー 設定 説明 Bypass プラグイン個別のバイパスオンとバイパスオフを設定します。プラグイン名に カーソルを合わせて[Alt]/[option]キーを押しながらクリックすることでも同 じ操作ができます。 Remove プラグインをスロットから取り除きます。 Disable(Enable) プラグイン個別の有効と無効を設定します。 Copy to プラグインをコピーします。コピーする内容にはすでに操作されたパラメータ ーの値も含まれます。[Ctrl]/[option]を押しながらドラッグすることでもコ ピーできます。 Open プラグインの操作画面(以降、プラグインウインドウ)を開きます。プラグイン 名でダブルクリックすることでも同じ操作ができます。 Close プラグインウインドウを閉じます。プラグインの操作画面上の(×)からも閉じ ることができます。 プラグインの表示について プラグインごとのリコールセーフがかかっている場合は、左上にインジケーターが点灯します。 [Alt]/[option]キーを押しながら左クリックすると、 プラグインごとの
MAIN画面 ① アウトプットチャンネル ラックに設定されているアウトプットチャンネルを表示します。 ② アウトプットメーター ラックから出力される音声信号の量を表示します。ピークに達すると赤い丸を表示します。 ③ CUEボタン 「Settings」→「Hardware」→「Monitor」 で設定したチャンネルに出力します。複数のラックのCUE ボタンを同時にオンにできません。 ④ アウトプットゲイン アウトプットゲインを調節します。ドラッグでゲインの値を変更します。 ⑤ アウトプットゲイン値 アウトプットゲイン値を表示します。ダブルクリックで入力できます。 ⑥ レイテンシーグループ レイテンシーグループ名を表示します。クリックで表示されたリストからレイテンシーグループを選択 します。 ⑦ レイテンシー値 ラックのレイテンシーを表示します。 右クリックで、サンプル単位かミリ秒単位に変更できます。 コンテキストメニュー ラック上(プラグインスロット以外)で右クリックしてメニューを表示します。メニュー中の目的の操作名をクリ ックして実行します。 設定 説明 Clear Rack すべてのプラグインスロッ
MAIN画面 設定 説明 Pair(Unpair) 右隣のラックとペアを組んだり、ペアを解消します。左側のラックの設定が、 ペアになったラック全体に反映されます。 ご注意 右側のラックの設定はペアを解消しても元に戻りません。 Reassign In/Out 先頭から順にチャンネルをアサインします。 ラックを左右にドラッグして移動することもできます。 プラグインウインドウ プラグインウインドウはプラグインの設定や、プラグイン上のパラメーターの操作をする画面です。ここでは プラグインウインドウのツールエリアについて説明します。各プラグイン固有のパラメーターは、VST Rackプ ラグインリファレンスをご確認ください。 ツールエリア ツールエリアはプラグインウインドウの上部です。 ① Switch A /B Settings ボタン パラメーターをA(B)というセッティングから、B(A)というセッティングに切り替えます。AとBの2つの セッティングを比較しながら音作りができます。 ② Apply Current Settings to A and B ボタン 現在のパラメーターを選択中のセ
MAIN画面 設定 説明 Include Folders and Subfolders* フォルダーおよびサブフォルダーの内容を表示します。 Set up Result Columns プリセットリストに表示する属性を選択できます。 Reset Filters フィルターをリセットします。 Shuffle Results プリセットリストをシャッフルします。 Update Results プリセットリストを更新します。 Set up Window Layout ウインドウレイアウトを設定します。 Location Treeにチェックを入れると、プリセットファイルの検索対象のフォルダーを 表示します。Filtersにチェックを入れると、プリセットの属性を表示します 。 *CubaseやNuendoで複雑な階層構造のプリセットを便利に表示するための機能です。VST Rackのプラグイン のフォルダー構造はシンプルなため、操作しても画面に変化がおきないことがあります。 ④ Load previous Program ボタン プリセットリスト上で前にあるプリセットをロードします。 ⑤ L
MAIN画面 ファンクションメニュー 設定 説明 Copy Setting 現在のパラメーターをコピーします。 Paste Setting コピーしたパラメーターをペーストします。 Load Preset プリセットをロードします。 Save Preset プリセットを保存します。表示されたダイアログ上で、名前 を入力します。 Reset to Default Preset Save as Default Preset 新しくプラグインを起動した時の初期値(デフォルトプリセ ット)を、現在のパラメーターの状態にします。 Remove Default Preset デフォルトプリセットをインストール直後の値にします。 Switch to A/B setting パラメーターをA(B)というセッティングから、B(A)というセ ッティングに切り替えます。 Apply Current Settings to A and B 現在のパラメーターを選択中のセッティング(AかB)に保存し ます。 About バージョン情報などを表示します。 A、B、C、D、ALL INPUT、A
MAIN画面 ラックについて ラックをクリックするとそのラックが選択され、白枠で囲んで表示します。 ラックをドラッグしてバンク内で 並び替えができます。このとき、チャンネルの割り当ては変化しません。 1バンク内は Mono、Stereoにかかわらず最大 16ラックであり、別のバンクからの移動で 16ラックを超える 場合は、 バンク内の最後(一番右端のラック)は次のバンクに移動します。 Pair を解消して 16ラックを超える 場合も同様です。 ただし、以降の バンクが 16ラック分アサインされていて、次のバンクに移動できない場合は、移動先バンク内 の先頭ラックが前のバンクに移動します。 [Ctrl]/[option]キーを押しながらドラッグすると、 インプット アウトプットチャンネル設定以外をコピーし ます 。 64Racks表示中は、 バンク外でも並び替えできます。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 13
SCENE画面 SCENE画面 SCENE画面ではプロジェクト内のシーンを管理します。 List画面 List画面ではシーンを編集します。シーンはプロジェクト内に保存されます。 ① シーン番号 シーン番号を表示します。 ② Title シーンのタイトルを表示します。ダブルクリックでダイアログ画面を表示します。ダイアログ画面でタ イトルとコメントを入力します。シーンをストアすると、編集できるようになります。 ③ Focusボタン フォーカスします。クリックでオンオフを切り替えます。 14 | VST Rack Pro ユーザーガイド
SCENE画面 フォーカスとは、シーンデータをリコールする際に、どのプラグインをリコールするかを選 択できる機能です。 ④ Focus Editボタン フォーカスの設定をします。クリックでRecall Safe/Focus画面を開きます。 ⑤ Protect(Read Only)ボタン シーンのリコールとコピー以外の操作(保存や削除)をできなくします。クリックでオンオフを切り替えま す。 ⑥ Comment コメントを表示します。ダブルクリックでダイアログ画面を表示します。シーンをストアすると、編集 できるようになります。 コメントは半角英数字のみ入力できます。 ⑦ Time Stamp 日付を表示します。 ⑧ Storeボタン 現在のプラグインのパラメーターをシーンとして設定をストアします。クリックでダイアログ画面を開 きます。ダイアログ画面でタイトルとコメントを入力します。ラックにプラグインのアサインがないと ストアはできません。シーンのプロテクトがオンだとストアはできません。 ⑨ Recallボタン シーンをリコールします。クリックでダイアログ画面を開きます。ダイアログ画面上でO
SCENE画面 コンテキストメニュー リスト上で右クリックしてメニューを表示します。メニュー中の目的の操作名をクリックして実行します。 設定 説明 Copy 選択したシーンをコピーします。 Delete 選択したシーンを削除します。シーンのプロテクトがオンだと 実行できません。 Edit 選択したシーンのタイトルやコメントを編集します。シーンの プロテクトがオンだと実行できません。 16 | VST Rack Pro ユーザーガイド
SCENE画面 Recall Safe/Focus画面 リコールセーフやフォーカスを設定します。ラック単位、プラグイン単位で設定できます。設定はプロジェク トに保存されます。 Recall Safe リコールセーフを設定します。 リコールセーフとは、プラグインに対してシーンメモリーがリコールされないよう保 護(Safe)する機能です。リコールセーフの設定情報は、シーンデータから独立して保存され ます。 シーン作成後にプラグインを追加した場合は、シーンにそのプラグインの設定は含まれない ため、リコールされません。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 17
SCENE画面 ① ラック名 ラック名を表示します。Recall Safe/Focus画面では、ラック名の編集はできません。 ② ラックカラー MAIN画面で指定したラックカラーを表示します。Recall Safe/Focus画面では、ラックカラーの指定は できません。 ③ ラック全体のリコールセーフボタン ラック全体のリコールセーフオンとリコールセーフオフを設定します。クリックで切り替えます。 ④ プラグイン単位のリコールセーフボタン プラグイン単位のリコールセーフオンとリコールセーフオフを設定します。クリックで切り替えます。 Focus フォーカスを設定します。 フォーカスとはシーンごとにどのプラグインをリコールするかを設定する機能です。シーン データの一部として保存されます。リコールセーフと重複して設定されている場合は、リ コールセーフが優先されます。 18 | VST Rack Pro ユーザーガイド
SCENE画面 ① No.
SCENE画面 A、B、C、D、Overview Recall Safe/Focus画面では16ラックごとや、リコールセーフの状態に特化した表示に切り替えることができま す。 ① A、B、C、Dバンクボタン 16ラックごとに表示を切り替えます。切り替えの単位はA、B、C、Dの4つのバンクです。 ② Overviewボタン リコールセーフの状態に特化した表示に切り替えます。表示される項目は、ラック名、 ラック全体のリコールセーフ状態、プラグイン単位のリコールセーフ状態です。 20 | VST Rack Pro ユーザーガイド
SETTINGS画面 SETTINGS画面 SETTINGS画面ではVST Rackの各種設定をします。 Latency Group画面 レイテンシーグループなどの設定をします。 Latency Groupフィールド ① レイテンシーグループ名 レイテンシーグループ名を表示します。ダブルクリックで編集します。 ② レイテンシーグループカラー レイテンシーグループ毎に色を指定することできます。クリックでカラーパレットを表示します。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 21
SETTINGS画面 ③ レイテンシー補正方法 レイテンシーの補正方法を設定します。クリックで表示されたメニューから、クリックで選択します。 レイテンシー補正方法のメニュー 設定 説明 Auto グループ全体のレイテンシーを、グループに含まれるラックの うちで最大のレイテンシーに合わせます。 Manual レイテンシーの値をマニュアルで調節します。 ④ レイテンシー レイテンシーの値を表示します。レイテンシー補正方法がAutoのときは、グループに含まれるラックの うちで最大のレイテンシーを表示します。レイテンシー補正方法がManualのときは、ダブルクリックで 数値を入力できます。 コンテキストメニュー レイテンシー上で右クリックしてメニューを表示します。メニュー中の目的の操作名をクリックして実行しま す。 設定 説明 sample レイテンシーをサンプル単位で表示します。 msec レイテンシーをミリ秒単位で表示します。 22 | VST Rack Pro ユーザーガイド
SETTINGS画面 Rack Selectフィールド ① ラックセレクトチェックボックス グループに属していないラックのチェックボックスを選択すると、グループに追加します。 ハイライト表示のラックをクリックすると、グループから外せます。 グループ アサイン済 グループ 未アサイン 他グループ アサイン済 ② ラック名 ラック名を表示します。Latency Group画面では、ラック名の編集はできません。 ③ ラックカラー MAIN画面で指定したラックカラーを表示します。Latency Group画面では、ラックカラーの指定はでき ません。 ④ レイテンシー ラックのレイテンシーの値を表示します。 ⑤ レイテンシーグループ名 ラックが所属するレイテンシーグループ名を表示します。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 23
SETTINGS画面 MIDI Remote画面 リモートの設定をします。 ① MIDI Port名 MIDI Port名を表示します。クリックで表示されたメニューから、クリックで選択します。VST Rack全 体の設定として保存します。 ② MIDI ch No.
SETTINGS画面 Control Changeリスト MIDI機器からコントロールチェンジメッセージを受信したときに、対応するパラメータを変更できます。 ① CC No.
SETTINGS画面 Program Changeリスト MIDI機器からプログラムチェンジメッセージを受信したときに、対応するシーンをリコールできます。 ① No.
SETTINGS画面 Hardware画面 オーディオデバイスの設定をします。 macOSでRUio16-Dを使用する場合には、① Audioデバイスで「Yamaha RUio16-D (High Precision)」を選択してください。 「Yamaha RUio16-D」を選択した場合は、一部の項目が表示されません。 ① Audioデバイス オーディオデバイス名を表示します。クリックで表示されたメニューから、デバイス名をクリックで選 択します。 ② Setupボタン クリックするとダイアログを開きます。ダイアログ内にあるControl Panelボタンをクリックすると、 オーディオデバイスのコントロールパネルを表示します。コントロールパネルでオーディオドライバー の設定を変更します。 ASIOバッファーサイズの調整はコントロールパネルで行います(Windows)。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 27
SETTINGS画面 ③ Sample Rate サンプリング周波数を表示します。 VST Rackでは44.1 kHz、48 kHz、88.
SETTINGS画面 ① ラック名 (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) ラック名を表示します。Hardware画面では、ラック名の編集はできません。 ② ラックカラー (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) MAIN画面で指定したラックカラーを表示します。Hardware画面では、ラックカラーの指定はできませ ん。 ③ Difference (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) ラック段で加減されたレベルと、Bypass USB時のレベルの差分レベルを表示します。 ④ Bypass USBレベルノブ (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) Bypass USB時にRUio16-Dから出力される信号レベルを調節します。ドラッグでレベルの値を変更しま す。 ⑤ Bypass USBレベル (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) Bypass USB時にRUio16-Dから出力される信号レベルを表示します。 ⑥ Enableボタン (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) ラックごとにBypass USBオンとBypass USBオフを設定します。クリックで切り
SETTINGS画面 ⑧ Auditionボタン (Yamaha RUio16-D 使用時のみ) ラックに流れる音声信号をRUio16-D内でループバックします。クリックで切り替えます。 Auditionボタンは複数のラックで同時にオンにできます。Hardware画面から別の画面に移動する と、Auditionの状態は自動でオフになります。 30 | VST Rack Pro ユーザーガイド
SETTINGS画面 Preferences VST Rackの設定をします。 ① Knob Operation ノブのドラッグ方法を表示します。クリックで表示されたメニューから、ドラッグ方法をクリックで選 択します。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 31
SETTINGS画面 ノブオペレーションメニュー 設定 説明 Rotary ノブを回すようにドラッグして値を変更します。 Linear 上下もしくは左右にドラッグして値を変更します。 ② Recall Confirmationボタン リコール時に確認メッセージを出します。クリックでオンオフを切り替えます。 ③ Store Confirmationボタン ストア時に確認メッセージを出します。クリックでオンオフを切り替えます。 ④ Open Project at launch 起動時に前回開いていたプロジェクトを読み込むかどうかを設定します。クリックでオンオフを切り替 えます。 ⑤ Performance Log Averageチェックボックス Averageのパフォーマンスメーターが閾値を越えたときのログを記録します。クリックでオンオフを切 り替えます。ログは⑩ パフォーマンスログリストに表示されます。 ⑥ Performance Log Average閾値 Averageのパフォーマンスメーターの閾値を表示します。クリックで編集します。 ⑦ Performance Log Peakチェックボック
SETTINGS画面 ⑨ Plug-in Blocklist 以前にクラッシュしたプラグインや、対応していないプラグインをリスト表示します。 ⑩ パフォーマンスログリスト 設定した閾値を越えた記録を表示します。 ⑪ Clearボタン すべてのログを消去します。 ⑫ Saveボタン ログを保存します。形式は日、時刻、メッセージを含んだCSV形式です。 VST Rack Pro ユーザーガイド | 33
Manual Development Group © 2022 Yamaha Corporation 2022年1月 発行 YJMA-A0