User Manual
の他の領域と同じ順序で読み込まれます。
5.
必要に応じて、適切な設定を行って画像を追加します。
インパルス応答ファイルと同じフォルダーかその親フォルダーに含まれている画像が、自動的に
検出されて表示されます。
6.
「Store」ボタンをクリックして、インパルス応答とその設定をプログラムとして保存します。
これで、いつでもこの設定を呼び出せます。
結果
プログラムスロットが青色に変わり、プログラムが読み込まれていることが示されます。
プログラムを保存するとき、インパルス応答ファイル自体は参照されるだけです。ファイル
は保存後も前と同じ場所に引き続き存在し、何も変更されません。
手順終了後の項目
作業したいインパルス応答ファイルすべてに対してこの手順を繰り返します。
トゥルーステレオ
トゥルーステレオファイルとして録音されたインパルス応答を使うと、そのルームを非常にリアルに再現でき
ます。
REVerence は、(この順序どおりに) LL、LR、RL、RR のチャンネル構成のトゥルーステレオインパルス応答フ
ァイルのみを処理できます。
チャンネルの定義は以下のとおりです。
チャンネル 信号のソース 録音に使用されたマイク
LL 左ソース 左マイク
LR 左ソース 右マイク
RL 右ソース 左マイク
RR 右ソース 右マイク
REVerence がステレオラックにインサートされた場合に 4 チャンネルのインパルス応答を読み込む
と、REVerence は自動的にトゥルーステレオモードで動作します。
REVerence が意図せずサラウンドファイルをトゥルーステレオモードで処理するのを防ぐには、対応するイン
パルス応答ファイルの iXML チャンクに書き込める「Recording Method」属性を使用します。4 チャンネル構
成のインパルス応答をステレオラックに読み込むと常に、REVerence はファイルの iXML チャンクを検索しま
す。プラグインによって「Recording Method」属性が検出されると、以下の処理が行われます。
• 属性が「TrueStereo」に設定されている場合、プラグインはトゥルーステレオモードで動作します。
• 属性が「A/B」または「Quadro」に設定されている場合、プラグインは通常のステレオモードで動作
し、サラウンドファイルの L/R チャンネルのみを処理します。
コンテンツの再配置
独自のインパルス応答を REVerence に読み込んだら、そのコンピューター上で、読み込んだインパルス応答に
さまざまな処理を実行できます。ただし、独自のコンテンツを別のコンピューターに転送する必要がある場合
(デスクトップパソコンとノートブックパソコンを併用して作業している場合など) や、同じスタジオの仲間に
プロジェクトを引き継ぐ必要がある場合には、以下の処理が必要になります。
Reverbプラグイン
VST Rack Pro プラグインリファレンス | 53