User Manual
Table Of Contents
Extensions for Steinberg DAW 取扱説明書
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読み込みオプション画面で、読み込むソングをプルダウ
ンメニューから選択し、取り込むトラックをチェックし
た上で[OK]をクリックします。
画面上部のポップアップメニューから読み込みたいソングを
選び、続いて読み込みたいトラックを選びます。ソング全体を
読み込みたい場合は「全てのトラックを選択」をクリックしま
す。ソングとトラックを選択したあと、[OK] をクリックして
読み込みを実行します。指定したソングの各トラックデータ
がCubase のプロジェクトの各トラックに読み込まれます。
読み込むソングについて
ファイルとプロジェクトについて
・ 読み込みの対象は、MOTIF XS の「All」タイプのファイル(拡
張子: X0A)だけです。その他のタイプのファイルは、ソング
データが含まれていたとしても読み込み対象にはなりません。
・ ソングの読み込みで作られたプロジェクトのサンプリング周
波数は44.1 kHz になります。したがって、MOTIF XSソング
モードでサンプリング周波数 = 44.1kHz 以外でサンプリン
グされたサンプルボイスは、ソング読み込み後のプロジェク
トで、正しいピッチで鳴りません。サンプルボイスを含むソン
グをCubaseに読み込みたい場合は、MOTIF XSソングモー
ドでのサンプリング時の周波数を44.1kHzに設定してくだ
さい。
MIDIトラックについて
・ MOTIF XSソングのMIDIトラックは、そのままMIDIトラック
としてCubaseプロジェクトに読み込まれます。各トラック
に設定されているMIDI送信チャンネル設定も、そのまま引き
継がれます。
・ ソングモード以外のモードでのサンプリングにより作られた
ユーザーウェーブフォームを使ったボイスで録音されたト
ラック、つまりサンプルボイスを使っていないトラックは、
MIDIトラックとして読み込まれます。
・ MOTIF XSソングのミキシング設定は読み込み対象にはなり
ませんので、ボリュームやパンは「オフ」に設定された状態で
プロジェクトに読み込まれます。
オーディオトラックについて
・ MOTIF XSソングのオーディオトラック (サンプルボイスを
呼び出すプログラムチェンジが記録されているトラック) は、
そのままオーディオトラックとして Cubase プロジェクト
に読み込まれます。
・ ミキシング設定は読み込み対象にならないので、ボリューム
は0 dB、パンはセンター、EQはフラットに設定された状態で
プロジェクトに読み込まれます。
・「全てのメディアファイルを読み込み」にチェックを入れてい
ない場合、サンプルボイスのウェーブフォームを構成するサ
ンプル(波形)のうち、実際にソングトラックに録音されてい
るノートナンバーが所属するキーバンクのサンプルだけが、
プロジェクトへの読み込み対象となります。ソングトラック
で使われているサンプルボイスの全サンプル(波形)を読み込
みたい場合は、「全てのメディアファイルを読み込み」に
チェックを入れてください。
その他
・ ソングの読み込みでは、MOTIF XS ソングのトラックに録音
されたデータだけが対象になります。ミキシング設定はプロ
ジェクトに読み込まれないので、ご注意ください。ミキシング
設定を反映させたい場合は、MOTIF XSエディターを活用しま
しょう。Cubase 上から Studio Manager、MOTIF XSエ
ディターを順次起動し、MOTIF XSエディターから「All」ファ
イル (拡張子: X0A) を呼び出すと、ソング指定を促すメッ
セージが表示されます。ここで、プロジェクトに読み込んだの
と同じソングを指定すると、ミキシング設定がMOTIF XS エ
ディター上に読み込まれます。続いて、MOTIF XSエディター
上でSync 機能を実行すると、指定したソングのミキシング設
定がMOTIF XS本体に反映されるので、Cubase を再生させ
たときにオリジナルソングのサウンドが正しく再現されます。
・ パターンデータやアルペジオデータは読み込まれません。
・ 読み込んだソングをMOTIF XSに戻すことはできません。