User Manual

MOTIF XS6/7/8 から Cubase をリモートコント
ロールできない
MOTIF XS6/7/8 とコンピューターが IEEE1394 ケーブルで
接続されていますか?
インストールした Extension のバージョンに対応する Cubase
のバージョンをお使いですか ?
Extension のバージョンにより対応する Cubase のバージョン
は異なります。動作環境について詳しくは下記 URL またはお使
いの Extension に付属のリリースノートをご覧ください。
http://www.yamahasynth.com/jp/downloads/
Cubase のデバイス設定ウインドウ ([ デバイス ] メニュー→
[ デバイス設定 ]) で、リモートデバイスとして「Yamaha
MOTIF XS」が登録されていますか?また、MIDI の入出力の
ポートとして「MOTIF XS Remote」が選択されていますか?
選択されていない場合は、手動で設定しなおしてください。
プロジェクトテンプレートがない
Extension が正しくインストールされていますか?
プロジェクトテンプレートファイルは以下の場所にインストール
されています。
Windows
C:¥Program Files¥Common Files¥Steinberg¥Project Templates
Macintosh
/Library/Application Support/Steinberg/Project Templates
MOTIF XS ソングをうまく読み込めない
Cubase のバージョンは 5.1.1 以上ですか?
読み込みオプション画面のプルダウンメニューでソングを選べな
い場合、または読み込んだソングのトラックデータが空だった場
合は、MOTIF XS で録音したソングを本体内部メモリーにスト
アせずに USB 記憶装置にセーブした可能性があります。
MOTIF XS でソングを録音した場合は、必ずストアを実行して
から、セーブを実行しましょう。
読み込むソングについて
ファイルとプロジェクトについて
読み込みの対象は、MOTIF XS 「All」タイプのファイル(拡
張子: X0A)だけです。その他のタイプのファイルは、ソング
データが含まれていたとしても読み込み対象にはなりません。
ソングの読み込みで作られたプロジェクトのサンプリング周
波数は44.1 kHz になります。したがって、MOTIF XSソング
モードでサンプリング周波数 = 44.1kHz 以外でサンプリン
グされたサンプルボイスは、ソング読み込み後のプロジェク
トで、正しいピッチで鳴りません。サンプルボイスを含むソン
グをCubaseに読み込みたい場合は、MOTIF XSソングモー
ドでのサンプリング時の周波数を44.1kHzに設定してくだ
さい。
MIDIトラックについて
MOTIF XSソングのMIDIトラックは、そのままMIDIトラック
としてCubaseプロジェクトに読み込まれます。各トラック
に設定されているMIDI送信チャンネル設定も、そのまま引き
継がれます。
ソングモード以外のモードでのサンプリングにより作られた
ユーザーウェーブフォームを使ったボイスで録音されたト
ラック、つまりサンプルボイスを使っていないトラックは、
MIDIトラックとして読み込まれます。
MOTIF XSソングのミキシング設定は読み込み対象にはなり
ませんので、ボリュームやパンは「オフ」に設定された状態で
プロジェクトに読み込まれます。
オーディオトラックについて
MOTIF XSソングのオーディオトラック (サンプルボイスを
呼び出すプログラムチェンジが記録されているトラック) は、
そのままオーディオトラックとして Cubase プロジェクト
に読み込まれます。
ミキシング設定は読み込み対象にならないので、ボリューム
は0 dB、パンはセンター、EQはフラットに設定された状態で
プロジェクトに読み込まれます。
「全てのメディアファイルを読み込み」にチェックを入れてい
ない場合、サンプルボイスのウェーブフォームを構成するサ
ンプル(波形)のうち、実際にソングトラックに録音されてい
るノートナンバーが所属するキーバンクのサンプルだけが、
プロジェクトへの読み込み対象となります。ソングトラック
で使われているサンプルボイスの全サンプル(波形)を読み込
みたい場合は、「全てのメディアファイルを読み込み」
チェックを入れてください。
その他
ソングの読み込みでは、MOTIF XS ソングのトラックに録音
されたデータだけが対象になります。ミキシング設定はプロ
ジェクトに読み込まれないので、ご注意ください。ミキシング
設定を反映させたい場合は、MOTIF XSエディターを活用しま
しょう。Cubase 上から Studio Manager、MOTIF XSエ
ディターを順次起動し、MOTIF XSエディターから「All」ファ
イル (拡張子: X0A) を呼び出すと、ソング指定を促すメッ
セージが表示されます。ここで、プロジェクトに読み込んだの
と同じソングを指定すると、ミキシング設定がMOTIF XS
ディター上に読み込まれます。続いて、MOTIF XSエディター
上でSync 機能を実行すると、指定したソングのミキシング設
定がMOTIF XS本体に反映されるので、Cubase を再生させ
たときにオリジナルソングのサウンドが正しく再現されます。
パターンデータやアルペジオデータは読み込まれません。
読み込んだソングをMOTIF XSに戻すことはできません。
困ったときは
U.R.G., Digital Musical Instruments Division
© 2007-2011 Yamaha Corporation
103MW-B0