User Manual
ステップ4 MOTIFXSで楽曲制作
2.カーソルボタンを押して、[Record Type](レコードタイ
プ)にカーソルを移動します。
3.データダイアルを回して、「overdub(オーバーダブ)」に
設定します。
オーバーダブは、すでに録音されているデータに重ねて録
音する状態です。ここでは、すでに入っているシンセの演
奏にノブ1の操作を重ね録音するので、オーバーダブに設
定しましょう。
4.ノブ1を左向きに回し切り、カットオフを下げた状態にし
ます。
これで、カットオフを下げた状態から録音をスタートする
ことができます。
5.[](トップ)を押して曲の最初に戻します。
6.[>](タート) を押して録音をスタートします。
4拍のカウントの後で録音が始まるので、下表を参考にノ
ブ1を回してみましょう。
この8小節の動作を3回繰り返します。
7.31小節目まで録音が終わったら、[■](ストッ を押して
録音をストップします。
これでノブ1のカットオフによる音色変化が録音できました。
[](トップ)を押して1小節目に移動し、[>](プレイ) を押し
てソングを再生してみましょう。
録音を失敗したときには、次の手順でやり直しましょう。
録音をストップした状態(または再生をストップした状態)か
ら作業をスタートしましょう。
1.[JOB]を押してソングジョブ画面を表示します。
2.[F1]を押してUndo/Redo画面を表示します。
ここで、ディスプレイに下記の様な画面が表示されてい
ることを確認します。
3.[ENTER]を押してアンドゥーを実行します。
これで、録音を実行する前の状態に戻りました。
では、 [EXIT] を押してトラックビュー画面に戻ってか
ら、「ノブの変化を録音しよう」の手順1から、もう一度録
音作業を始めましょう。
これで曲が完成しました。パフォーマンスを利用すると、簡
単な手順でオリジナルの楽曲が作成できることが分かっても
らえたでしょうか。
最後に、完成したソングに名前を付けましょう。ここでは、
「Club2007-Mix」という名前を付けてみましょう。
8.[ENTER]を押してジョブを実行します。
9.[EXIT]を続けて2回押すと、ソングプレイのトラック
ビュー画面に戻ります。
これでトラック1の1〜7小節目が消えた。同様の手順で、
P31の表のトラック/小節範囲をすべて消しましょう。
せっかく作ったソングも、電源を切ったり別のソングに切り
替えたりしたときに消えてしまいます。そこで、ソングを録
音/編集したらすぐに、次の操作で保存(ストア)しましょう。
1.保存したいソングが選ばれている状態で、[STORE]を
押します。ソングストア画面が表示されます。
2.データダイアルを回してストア先のソングナンバーを設定
します。ここでは「10」に設定しましょう。
3.[ENTER]を押し、続けて[INC/YES]を押します。
これでソングが保存できました。
[7]ノブによる音色変化を録音する
ノブを使うと、パートごとのカットオフやレゾナンスをはじ
め、さまざまなパラメーターをリアルタイムに変更すること
ができます。また、ソングではその変化をトラックに録音す
ることができるので、楽曲制作にも便利に使えます。
では、ノブ1によるトラック3(シンセ音)のカットオフの
変化を録音してみましょう。
ソングプレイのトラックビュー画面が表示されている状態で
作業をスタートしましょう。
1. [SELECTECONTOL] を何度か押して、[TONE1]ラン
プを点灯させます。
2.ナンバー[3]を押して、トラック3を選びます。
これで、ソングを再生しながらノブ1を回すとカットオフの
値が変化することで、音色が変化する状態になりました。
[>](プレイ) を押してソングを再生させ、ノブ1を大きく左
右に回してみます。トラック3のシンセ音が、ノブ1を回す
たびに音色変化を起こしているのを確認しましょう。
続いて、トラック3にノブ1の変化を録音します。
1. [●](レコ を押してレコードセットアップ画面を表示し
ます。
手順2
手順2
手順1
ノブ1
点灯させる
1〜7小節 徐々にノブを右に回し、7小節目で右に回し切る
8小節 4拍でノブを左に回し切る