User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
99
1
ボイスの音量を設定します。他のボイスとの音量バランスを
とるときなどに使います。
0〜127
2
ボイスのパン(ステレオ定位)を設定します。パネル上のノブを
使って、直接この値を設定することもできます。
L63 (左端)〜C (センター )〜R63(右端)
n
ボイスを構成する複数のエレメントの定位が左右に分けて設
定されている場合には、パンの効果がわかりにくいことがあ
ります。
3
ピッチを半音単位で調整します。
-24〜+0〜+24
4
5
ピッチベンドホイールの変化幅を半音単位で設定します。
たとえばアッパーの値を+12に設定した場合、ピッチベンド
ホイールの上方向の動作で、1オクターブ上までのコントロー
ルが可能となります。また、ロワーの値を-12に設定した場
合、ピッチベンドホイールの下方向の動作で、1オクターブ下
までのコントロールが可能となります。
-48semi〜+0semi〜+24semi
6
マイクロチューニングを選ぶためのメモリーを設定します。
PRE、USR
本体にあらかじめ準備されている13種類のマイクロチューニングを選
択できます。
ユーティリティーモードのマイクロチューニング画面(264ページ)で
作成したオリジナルのマイクロチューニングを選択できます。
7
マイクロチューニングを選びます。プリセットバンクでは、
平均律をはじめ、全部で13種類の音律が用意されています。
プリセットバンク: 1〜13(右記のマイクロチューニングリストをご覧
ください)
ユーザーバンク: 1〜8
8
音律の基準となる音を設定します。音律によっては、基準音
の設定が必要ないものもあります。
C〜B
通常平均律で調律されている鍵盤の音律を、平均律以外の音
律に変更するための仕組みです。歌声や管楽器などの純正
律、古典派からロマン派時代のピアノ調律法だった調性的音
律、クォータートーンと呼ばれる半音が1/2となる音律、イ
ンド音楽で使われる音律など、プリセットバンクに準備され
ているマイクロチューニングを選ぶだけで、様々な音律に簡
単に切り替えることができます。また、ユーザーバンクで
は、マイクロチューニング画面( 264ページ)で作成したオリ
ジナルの音律を使って演奏することもできます。
1
Equal
平均律
ー 19世紀に発明された音律で、12
のすべて等しい半音からなりま
す。このため転調も完全に自由に
なり、後期ロマン派から印象主
義、12音音楽に至る西洋音楽の
隆盛がもたらされました。
2
PureMajor
純正律(長調)
C〜B 金管楽器の音律で、自然倍音を基
準とするため、合奏時の和音はき
れいな濁りのないハーモニーとな
ります。ただし移調の際にはルー
ト音を変える必要があります。
3
PureMinor
純正律(短調)
C〜B
4
Werckmeist
ヴェルクマイス
ター
C〜B
調性的音律と呼ばれています。演奏
する際の調の調号(
# b
)が増えるにし
たがい、和音はより緊張感を持ち、
旋律はより美しくなるという特徴を
持っています。つまり転調すること
により曲想を大きく変えることがで
きます。バッハ、ベートーベン、
ショパンなど古典派からロマン派に
かけて愛された音律で、クラシック
の名曲はほとんどこれらの調性的音
律によって書かれました。
5
Kirnberger
キルンベルガー
C〜B
6
Vallot&Yng
バロッティ &
ヤング
C〜B
7
1/4 Shift ー 全体に1/4音上げた平均律です。
通常の平均律の音階と混ぜて演奏
することで、非常に緊張感のある
音になります。
8
1/4 tone ー 鍵盤上の半音が1/2半音となる音
律です。
9
1/8 tone ー 鍵盤上の半音が1/4半音となる音
律です。
10
Indian
インディアン
ー インド音楽で使用される音律です
(白鍵[C〜B]のみ)。
11
Arabic 1
アラビック1
C〜B アラビア音楽で使用される音律で
す。
12
Arabic 2
アラビック2
13
Arabic 3
アラビック3