User Manual

Table Of Contents
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MIDIデータを出力して、音源部やシーケンサー部をコントロールするブロックです。鍵盤を弾いて音源部を演奏したり、ソング
やパターンを録音したりできるほか、ノブやスライダーで鍵盤演奏中にボイスやパフォーマンスに変化を加えたり、シーケンサー
トランスポートボタンを押してソングやパターンの再生をコントロールしたりできます。
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音源部やシーケンサー部に対して演奏データ(ノートデータ)を
送り、音を出したり演奏を録音したりするコントローラーで
す。アルペジオ部にノートデータを送って、アルペジオ演奏
をコントロールする働きもあります。OCTAVE [DOWN]/
[UP]ボタンを押して音程を1オクターブ単位で移動したり、
ユーティリティーモードのプレイ画面のトランスポーズ(260
ページ)で音程を半音単位で移動したり、鍵盤を弾く強さに対
するベロシティーの出方を調節したりできます。
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鍵盤演奏などで鳴っている音の高さ(ピッチ)、上げたり下げた
りするために使うコントローラーです。奥へ回すとピッチが
上がり、手前へ回すとピッチが下がります。ピッチベンドか
ら手を離すと、自動的にまん中の位置に戻り、本来のピッチ
に戻ります。ピッチが変化する幅(ピッチベンドレンジ)は、ボ
イスエディットのプレイモード画面(98ページ)で設定します。
また、ボイスエディットのコントローラーセット画面(103
ページ)では、ピッチベンドホイールにピッチベンド以外の機
能をボイスごとに割り当てることもできます。
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モジュレーションホイールは、本来は鍵盤演奏の音にビブ
ラートをかけるためのホイールですが、プリセットの各ボイ
スには、さまざまな機能があらかじめ割り当てられています。
ホイールを一番手前まで回すと効果の深さが最小になり、奥
に回すと効果が大きくなります。効果を使わない場合は、一
番手前に戻しておきます。また、ボイスエディットのコント
ローラーセット画面(103ページ)では、モジュレーションホ
イールに、さまざまな機能をボイスごとに割り当てることも
できます。
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表面を指で左右方向にこすることで、特定の機能を連続的に
変化させるコントローラーです。プリセットの各ボイスには、
さまざまな機能があらかじめ割り当てられています。リボン
コントローラーの効果は、ボイスエディットのコントロー
ラーセット画面(103ページ)で割り当てます。また、リボン
コントローラーから指を離したときに値を記憶するか、リ
セットするかについて、ボイスコモンエディットのジェネラ
ルアザー画面のリボンモード(101ページ)で設定できます。
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XA機能(57ページ)の一部として、より多彩な表現を実現させ
るために、リアルタイムにエレメントを変化させるボタンと
して機能します。ボイスエレメントエディットのオシレー
ター画面(112ページ)で設定できます。また、このボタンを
押すと、再度押しなおすまでオンとするか、押し続けている
間だけオンとするかについて、ボイスコモンエディットの
ジェネラルアザー画面のアサイナブルファンクション1/2
モード(100ページ)で設定できます。
さらに、ボイスエディットのコントローラーセット画面( 103
ページ)で、さまざまな機能をボイスごとに割り当てて使用す
ることもできます。
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演奏しながらノブやスライダーを動かすことで、鍵盤演奏な
どで鳴っているボイスの音色や音質、音量を、リアルタイム
に変えることができます。
ボイスモードでのノブ/スライダーの使い方については89
ページ、パフォーマンスモードでのノブ/スライダーの使い方
については136ページを、ソング/パターンモードでのノブ/
スライダーの使い方については180ページをご覧ください。
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