User Manual

Table Of Contents
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ソング/パターンのトラック(1〜16)は、録音方法により、
MIDIトラックとオーディオトラックの2種類が作られます。
MIDIトラックは、ソングレコード(186ページ)/パターンレ
コード(218ページ)で鍵盤演奏をすることによって作られま
す。MIDIトラックにはMIDIデータが録音され、対応するミキ
シングのパートにはノーマルボイスかドラムボイスが割り当
てられます。
オーディオトラックは、サンプリングレコード(244ページ)
でオーディオを録音することで作られます。しかし、実際に
はオーディオデータが直接トラックに録音されるわけではな
く、対応するミキシングのパートにサンプルボイスが割り当
てられ、トラックにはそのサンプルボイスを再生するための
MIDIデータが録音されます。そのトラックを再生すると、
MIDIデータによってサンプルボイスが発音することで、あた
かもトラック内にオーディオデータが録音されているように
機能します。
ソング/パターンを再生する際に、元のデータを変更すること
なく、一時的に音符のタイミングやベロシティーを変更して曲
のノリ(タメやツッコミなど)をトラックごとに変えることがで
きる機能です。ソングのプレイエフェクト画面(183ページ)お
よびパターンのプレイエフェクト画面(211ページ)で設定しま
す。気に入った設定ができたら、ソングジョブ(205ページ)お
よびパターンジョブ(227ページ)で元のデータに反映させるこ
ともできます。
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パフォーマンスの演奏を、設定したソングやパターンに録音
できます。鍵盤の演奏だけではなく、パフォーマンスで行な
うコントローラーや一部のノブの操作、アルペジオの再生ま
ですべてMIDIデータとしてトラックに記録されます。ノブの
録音されない機能は、サステインレベル、EQの設定、アルペ
ジエーターの設定、マルチパートコントロールでのパン、リ
バーブセンド、コーラスセンドです。
ソング/パターンのトラック1〜4に、パフォーマンスのパー
ト1〜4のアルペジオフレーズがそれぞれ録音されます。鍵盤
やコントローラーの演奏は、トラック1〜4すべてに録音され
ます。
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パフォーマンスレコーディングの具体的な操作手順について
は、140ページをご覧ください。
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