User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
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ソング/パターンのトラック(1〜16)は、録音方法により、
MIDIトラックとオーディオトラックの2種類が作られます。
MIDIトラックは、ソングレコード(186ページ)/パターンレ
コード(218ページ)で鍵盤演奏をすることによって作られま
す。MIDIトラックにはMIDIデータが録音され、対応するミキ
シングのパートにはノーマルボイスかドラムボイスが割り当
てられます。
オーディオトラックは、サンプリングレコード(244ページ)
でオーディオを録音することで作られます。しかし、実際に
はオーディオデータが直接トラックに録音されるわけではな
く、対応するミキシングのパートにサンプルボイスが割り当
てられ、トラックにはそのサンプルボイスを再生するための
MIDIデータが録音されます。そのトラックを再生すると、
MIDIデータによってサンプルボイスが発音することで、あた
かもトラック内にオーディオデータが録音されているように
機能します。
ソング/パターンを再生する際に、元のデータを変更すること
なく、一時的に音符のタイミングやベロシティーを変更して曲
のノリ(タメやツッコミなど)をトラックごとに変えることがで
きる機能です。ソングのプレイエフェクト画面(183ページ)お
よびパターンのプレイエフェクト画面(211ページ)で設定しま
す。気に入った設定ができたら、ソングジョブ(205ページ)お
よびパターンジョブ(227ページ)で元のデータに反映させるこ
ともできます。
パフォーマンスの演奏を、設定したソングやパターンに録音
できます。鍵盤の演奏だけではなく、パフォーマンスで行な
うコントローラーや一部のノブの操作、アルペジオの再生ま
ですべてMIDIデータとしてトラックに記録されます。ノブの
録音されない機能は、サステインレベル、EQの設定、アルペ
ジエーターの設定、マルチパートコントロールでのパン、リ
バーブセンド、コーラスセンドです。
ソング/パターンのトラック1〜4に、パフォーマンスのパー
ト1〜4のアルペジオフレーズがそれぞれ録音されます。鍵盤
やコントローラーの演奏は、トラック1〜4すべてに録音され
ます。
n
パフォーマンスレコーディングの具体的な操作手順について
は、140ページをご覧ください。