User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
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MOTIF XS8および別売のmLAN16E2を装着したMOTIF
XS6/7では、コンピューターとIEEE1394ケーブルで1対1
の接続をすることにより、DAWソフトウェアとのインテグ
レーションを実現します。具体的には以下のような使い方が
できます。
•
MOTIF XSとコンピューターの間で、同時に複数のオー
ディオをやり取りできます。最大で、MOTIF XSからコン
ピューターへ16チャンネル、コンピューターからMOTIF
XSへ6チャンネル、合計22チャンネルのオーディオデー
タをやり取りできます。
•
MOTIF XSでの演奏と、MOTIF XSをMIDI音源としたコン
ピューター上のシーケンスソフトの演奏を、同時にシーケ
ンスソフトにオーディオ録音できます。
•
コンピューターのオーディオ出力とMOTIF XSのオーディ
オ出力を、MOTIF XSから同時にモニターできます。
•
MOTIF XSとCubase 4を融合した環境でいくつかの便利
な機能が実現されます。詳細は、「Cubaseソフトウェアと
のインテグレーション」(49ページ)をご覧ください。
n
本書およびMOTIF XS本体では、上記で説明したIEEE1394
ケーブルによる接続で実現されることを「mLAN」と表現し
ています。
※MOTIF XSとコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続
した場合に実現される機能の詳細および最新情報については、
下記URLをご確認ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
MOTIF XSとコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続し
たときを例にとって、オーディオ/MIDI信号の流れを説明しま
す。
MOTIF XS側では、扱えるMIDIポートが用途によって固定さ
れているため、ポート設定をする必要はありません。コン
ピューター側で各用途においてどのポートに設定するかにつ
いては、「MIDIチャンネルとMIDIポート」(43ページ)をご参
照ください。
MOTIF XSの「アウトプットセレクト」を「m1&2〜m13
&14、m1〜m14」のいずれかに設定すると、mLAN OUT
1〜14に信号が出力されます。設定画面は送信時のモードに
よって以下の手順になります。
[VOICE](ドラムボイスの場合)→ [EDIT] → キー選択 → [F1]
Oscillator (131ページ)
[VOICE] → [UTILITY] → [F4] VoiceAudio → [SF1] Output
(265ページ)
[PERFORM] → [EDIT] → [COMMON EDIT] → [F4] Audio In
→ [SF1] Output (148ページ)
[PERFORM] → [EDIT] → パート選択 → [F1] Voice→ [SF2]
Output (152ページ)
[SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [COMMON
EDIT] → [F4] Audio In → [SF1] Output (234ページ)
[SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 →
[F1] Voice → [SF2] Output (236ページ)
上記 (mLAN OUT 1〜14)と同じパラメーター「アウトプッ
トセレクト」を「L&R」に設定すると、OUTPUT L/Rと
mLAN OUT L/Rの両方に信号が出力されます。
mLAN IN L/R
mLAN OUT L/R
mLAN OUT 1-14ch
mLAN OUT 1-3 Ports
mLAN IN 1-3 Ports
AUDIO
AUDIO
AUDIO
MIDI
MIDI
MOTIF XS
mLAN IN
(*4)
mLAN OUT
1-14
(*2)
mLAN OUT
L/R
(*3)
MIDI
(*1)