User Manual

Table Of Contents
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45
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MOTIF XS8および別売のmLAN16E2を装着したMOTIF
XS6/7では、コンピューターとIEEE1394ケーブルで1対1
の接続をすることにより、DAWソフトウェアとのインテグ
レーションを実現します。具体的には以下のような使い方が
できます。
MOTIF XSとコンピューターの間で、同時に複数のオー
ディオをやり取りできます。最大で、MOTIF XSからコン
ピューターへ16チャンネル、コンピューターからMOTIF
XSへ6チャンネル、合計22チャンネルのオーディオデー
タをやり取りできます。
MOTIF XSでの演奏と、MOTIF XSをMIDI音源としたコン
ピューター上のシーケンスソフトの演奏を、同時にシーケ
ンスソフトにオーディオ録音できます。
コンピューターのオーディオ出力とMOTIF XSのオーディ
オ出力を、MOTIF XSから同時にモニターできます。
MOTIF XSとCubase 4を融合した環境でいくつかの便利
な機能が実現されます。詳細は、「Cubaseソフトウェアと
のインテグレーション」(49ページ)をご覧ください。
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本書およびMOTIF XS本体では、上記で説明したIEEE1394
ケーブルによる接続で実現されることを「mLAN」と表現し
ています。
MOTIF XSとコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続
した場合に実現される機能の詳細および最新情報については、
下記URLをご確認ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
MOTIF XSとコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続し
たときを例にとって、オーディオ/MIDI信号の流れを説明しま
す。

MOTIF XS側では、扱えるMIDIポートが用途によって固定さ
れているため、ポート設定をする必要はありません。コン
ピューター側で各用途においてどのポートに設定するかにつ
いては、「MIDIチャンネルとMIDIポート」(43ページ)をご参
照ください。

  
MOTIF XSの「アウトプットセレクト」を「m1&2〜m13
&14、m1〜m14」のいずれかに設定すると、mLAN OUT
1〜14に信号が出力されます。設定画面は送信時のモードに
よって以下の手順になります。
[VOICE](ドラムボイスの場合)→ [EDIT] キー選択 [F1]
Oscillator (131ページ)
[VOICE] [UTILITY] [F4] VoiceAudio [SF1] Output
(265ページ)
[PERFORM] [EDIT] [COMMON EDIT] [F4] Audio In
[SF1] Output (148ページ)
[PERFORM] [EDIT] パート選択 [F1] Voice→ [SF2]
Output (152ページ)
[SONG]/[PATTERN] [MIXING] [EDIT] [COMMON
EDIT] [F4] Audio In [SF1] Output (234ページ)
[SONG]/[PATTERN] [MIXING] [EDIT] パート選択
[F1] Voice [SF2] Output (236ページ)
 
上記 (mLAN OUT 1〜14)と同じパラメーター「アウトプッ
トセレクト」を「L&R」に設定すると、OUTPUT L/Rと
mLAN OUT L/Rの両方に信号が出力されます。
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

mLAN IN L/R
mLAN OUT L/R
mLAN OUT 1-14ch
mLAN OUT 1-3 Ports
mLAN IN 1-3 Ports
AUDIO
AUDIO
AUDIO
MIDI
MIDI




MOTIF XS
mLAN IN
(*4)
mLAN OUT
1-14
(*2)
mLAN OUT
L/R
(*3)
MIDI
(*1)

