User Manual

Table Of Contents

  
41
󰹴
10

トリガーレベルが1に設定されているので、音声が入力され
た瞬間にサンプリングが始まります。ここでは、1小節分の
サンプルを録音します。
11


画面にはサンプリングした波形が表示されます。
12


サンプリングの始まりはトリガーレベルの設定によりCDプ
レーヤーの再生とタイミングが合っているはずですが、終わ
るタイミングは手動なので、リズムパターンの終わりと一致
していない場合があります。タイミングよくループ再生され
るようにサンプリングした波形を編集して、サンプルの終わ
りの部分(エンドポイント)を修正しましょう。
1


2
 

[SF1]ボタンを押し続けてサンプルを繰り返して再生し、4拍
目と1拍目の間が長く感じた場合はエンドポイントを減らし、
短く感じたら増やします。4拍目と1拍目の間が、他の拍と同
じに感じられるようになれば、エンドポイントの設定が完了
です。
3


実行の確認を求めるメッセージが表示されるので、[INC/
YES]ボタンを押すと不要な部分のデータが取り除かれます。
n
サンプリングCDには、収録されている素材のテンポや小節数
が表記されている場合があります。その場合には、上記画面
のTempo欄にテンポを、Measure欄に小節数を入力すると、
エンドポイントは自動的に設定されます。
次に、スライス機能を使ってサンプリングしたリズムパター
ンをスライスします。スライスとは、録音したサンプルを指
定した音符で分割し、分割された個々のサンプルを鍵盤に割
り当ててサンプルボイスを作成することです。また同時に、
そのサンプルボイスを再生するためのMIDIデータを自動的に
作成します。スライスを実行すると、音程や音質を損なうこ
となくテンポを自由に変えることができるようになります。
n
スライスを実行する前に、エンドポイントの設定をしてサン
プルの長さを小節の長さに正確に合わせる必要があります。
1

この画面ではサンプルをスライスするための設定を行ないます。
2

現在編集しているサンプルは、ドラムパターン1小節分で拍子
は4分の4拍子なので、次の設定になります。
2-1
Type (スライスタイプ)を「beat1」に設定します。
2-2
Measure (メジャー )を「1」に設定します。
2-3
Sens (センシティビティー )はスライスをする感度を表
し、ここでは初期設定の「4」のままでいいでしょう。
3







 




