User Manual

Table Of Contents
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パフォーマンスモードでは、最大4つのボイスを重ねて迫力や厚みのある音を出すことができます。ボイスに続いて、パフォーマ
ンスを選んで演奏してみましょう。
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パフォーマンスは、ボイスと同じ方法で選択できます。カテ
ゴリーサーチや画面表示もボイスと同じなので、ボイスモー
ドでの手順を思い出しながら操作してみましょう。ただし、
パフォーマンスではプリセットバンクやドラムバンクは無く、
使えるのはユーザー 1〜3バンクだけになります。
そのため、はじめに[PROGRAM]ボタンを押したあとは、
バンクボタン[USER 1]〜[USER 3]のいずれかを押してユー
ザーバンクを選びます。
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パフォーマンスプレイ画面では、右下の部分にパフォーマン
スを構成するボイスネームを、パートごとに表示しています。
他は、ボイスプレイ画面とほぼ同じ表示です。
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また、ボイスモードで紹介したコントローラーやノブによる
音色の変更も、パフォーマンスモードで同じように機能しま
す。
いろいろなパフォーマンスを選んで、ボイスと同じような操
作を試してみてください。
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パフォーマンスを選んで演奏していると、アルペジオが鳴り
出すものや、鍵盤の位置によって別の音が鳴るもの、いくつ
もの音が重なって鳴るものなど、さまざまな種類のものがあ
ります。中には、どう演奏していいのか分からないようなも
のもあるかもしれません。そういう場合には、そのパフォー
マンスのボイスの組み合わせ方を理解すると活用方法が見え
てきます。
パフォーマンスは、最大4つのボイスをさまざまに組み合わせ
て構成されています。ここでは、基本となる4種類のボイスの
組み合わせ方を紹介しましょう。
1つの鍵盤を押さえることで、2つ以上のボイスが同時に鳴る
ようにする方法です。
たとえば、立ち上がりの早さの違う数種類のストリングをレ
イヤーさせて音に厚みを出したり、ピアノ系のボイスとパッ
ド系のボイスをレイヤーさせたりなど、多彩なパフォーマン
スを作成できます。
鍵盤の位置(音域)によって、別のボイスが鳴るようにする方法
です。
たとえば、低音域にストリングス、高音域にフルートを割り
当てておくと、左手でストリングスを演奏しながら右手でフ
ルートを弾くなど、1人で同時に複数のボイスを演奏すること
が可能になります。
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