User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
27
バンドを組んで他のプレイヤーと演奏するとき、他の楽
器とのピッチを合わせたり、ボーカリストが歌うキーに
合わせたりする必要がでてくるでしょう。ここでは、そ
んなときのための調整方法をご紹介しておきましょう。
ピアノなど、チューニングを変更できない楽器とアンサ
ンブルする場合に、MOTIF XSのチューニングを変更す
る方法です。
1
[UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに入
り、ファンクションボタン[F1]を押し、続いてサブファ
ンクションボタン[SF1]を押してプレイ画面(259ペー
ジ)を表示します。
2
次に、Tuneにカーソルを合わせて数値を変更します。
ここでは、440Hzを442Hzに変更してみましょう。
MOTIF XSでのチューニングのパラメーターはCent (セ
ント、100セント=半音)という単位になっていますが、
設定値の右側に目安として「Hz」についても表記される
ので、こちらを確認しながら設定を変更しましょう。
1Hzは約4セントなので、データダイアルを回して
「+8.0」に変更します。ただし、より正確にチューニン
グする場合には、チューナーなどを使って合わせるよう
にしましょう。
3
[STORE]ボタンを押して設定を保存します。
トランスポーズとはボイスの音程を半音ごとに上下させる機
能です。たとえば、弾く鍵盤はそのままで、曲のキーを半音
上げて演奏するようなときに使います。
1
チューニングと同じ画面(ユーティリティーモードのプ
レイ画面)を表示します。
2
Transposeにカーソルを合わせて数値を変更します。
音程は半音単位で変わるので、半音上げたい場合には
+1、半音下げたい場合には-1に設定します。また1音上
げる場合には+2に設定します。
n
1オクターブ上げる場合は、一段上に表示されてい
る「Octave」を+1に設定します。
3
[STORE]ボタンを押して設定を保存します。