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ソングやパターンを再生するときの音源部の設定をミキシングと呼びます。ミキシングモードでは、ソングやパターンの演奏にあ
わせてミキシングの各パートのボイスを入れ替えたり、曲に合わせてエフェクトの設定をしたりしてミキシングを作り変える作業
を行ないます。
ミキシングモードに入るには、ソングモードやパターンモードの状態で[MIXING]ボタンを押します。
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ボイスモード、パフォーマンスモード、マスターモードの状態からはミキシングモードに入ることはできません。
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ここでは、ミキシングの働きや仕組みについて説明します。
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ソング/パターンモードでは、シーケンサー部から同時に複数
チャンネルの演奏データが再生されるのに対応して、音源部
も同時に複数パートが発音するマルチ音源の状態に切り替わ
ります。このマルチ音源の設定をミキシングと呼びます。ミ
キシングは、ソングやパターンごとに1つずつ用意されてい
て、ソングやパターンの番号を切り替えると自動的にミキシ
ングも切り替わります。ミキシングについて詳しくは、
MOTIF XSのしくみの「ソング/パターンモードでの音源部の
しくみ」(58ページ)をご覧ください。
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ミキシングを作り変えるミキシングエディットには、コモン
エディットとパートエディットの2つのサブモードがありま
す。コモンエディットは、マスターエフェクトやマスター EQ
の設定、コントローラーの設定など、すべてのパートに共通
する設定を行ないます。パートエディットは、ミキシングの
16パートをソング/パターンの各トラックにあわせて作り変
えるためのさまざまな設定を行ないます。
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ミキシングでは、2種類のEQと3種類のエフェクトが設定で
きます。
2種類のEQとは、パートEQとマスター EQです。
パートEQは、各パートに1つずつ用意されていて、各パート
ごとの音作りをします。パートエディットのEQ画面( 236
ページ)で操作します。ただし、コモンエディットのパート
EQ画面(234ページ)によって、全パートのパートEQの設定
を一度に増減することが可能です。
マスター EQは、1つのミキシングに1つだけ用意されていて、
ミキシング全体に効果がかかります。コモンエディットのマ
スター EQ画面(234ページ)で操作します。
3種類のエフェクトとは、リバーブエフェクト、コーラスエ
フェクト、マスターエフェクトの3種類です。
リバーブエフェクトとコーラスエフェクトは、1つのミキシン
グに1つずつ用意されていて、すべてのパートに効果がかかり
ます。各エフェクトの設定は、コモンエディットのリバーブ/
コーラス画面(235ページ)で行ないます。ただし、各エフェ
クトの効果の深さについては、パートエディットのコネクト
画面(234ページ)でパートごとに設定できます。
マスターエフェクトは、1つのミキシングに1つだけ用意され
ていて、ミキシング全体に効果がかかります。コモンエディッ
トのマスターエフェクト画面(234ページ)で操作します。
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