User Manual

Table Of Contents
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション]
P-255 取扱説明書
46
F7.6
コントロールチェンジ送受信オン/オフの
設定
MIDIで送信側の機器から受信側の機器にダンパーペダルの
操作やボリュームなどの演奏表現を伝える情報をコント
ロールチェンジと言います。
たとえばこの楽器からからコントロールチェンジを送信す
ると接続した外部機器の演奏をコントロールすることがで
きます(この楽器でダンパーペダルなどを操作したときに
コントロールチェンジが送信されます)。逆に接続した外部
機器からコントロールチェンジを受信すると、MIDIの演奏
にコントロールチェンジの効果が付きます(このとき鍵盤
での手弾き音は影響を受けません)。
コントロールチェンジの送受信をしたい場合はオンに、送
受信したくない場合はオフにします。
選択範囲:ON/OFF
初期設定:ON
F7.7
イニシャルセットアップ送信
接続したシーケンサーなどの外部機器にイニシャルセット
アップデータ(楽器のパネル設定状態のデータ)を送信しま
す。演奏データを録音する前にイニシャルセットアップ送
信をすると、演奏データの頭にセットアップデータを記録
しておくことができます。また、音源モジュールにセット
アップデータを送信すれば、音源モジュールを楽器と同様
の設定にすることができます。
1
送信するパネル設定を作ります。
2
シーケンサーなどを接続し、シーケンサー側のセット
アップデータ受信準備を整えます。
3
ファンクションモードに入って、ファンクション番号
を選びます。
4
[/YES]ボタンを押すと送信が実行されます。
送信が終わると、[
End
]が表示されます。
以下のデータをイニシャルセットアップ送信できます。
•音
リバーブの種類とかかり具
エフェクトの種類とかかり具合
スプリットポイント
音律「
F2.1
デュアル2音色のバランス「
F3.1
デュアル2音色の音の高さを微妙にずらす設定の値「
F3.2
スプリット2音色の音量バランス「
F4.2
ペダルや音響の設定「
F5.2
」〜「
F5.6
バックアップとは、ご自身で設定した音色選択や、リバー
ブタイプなどの設定を、電源を切っても消さずに残してお
くことです。バックアップをオンにしておくと、次回電源
を入れたときにも前回の設定が有効になります。
バックアップをオフにしておくと、電源をオフにした時点
でメモリーの内容は消され、次回電源を入れたときには初
期設定(48ページ)に戻ります。ただし「本体内に録音され
た演奏データ」「文字種の切り替え」、ここでの「バック
アップオン/オフの設定」自体は常にバックアップされま
す。
バックアップのオン/オフは、各項目(音色関連、MIDI
連、音の高さ/音律関連、その他の項目)ごとに設定しま
す。ファンクションで設定した値もバックアップされま
す。
F8.1
音色関連項目のバックアップ設定
設定範囲:ON/OFF
初期設定:OFF
バックアップ内容
音色選択
デュアルモードのオン/オフと音色
デュアルの諸設定「
F3.1
」〜「
F3.6
」(音色の組み合わせごと)
スプリットモードのオ/オフと音色
スプリットの諸設定「
F4.1
」〜「
F4.7
」(音色の組み合わせご
と)
リバーブの種類とかかり具合(音色ごと)
エフェクトの種類とかかり具合(音色ごと)
ダンパーレゾナンスのかかり具合「
F5.2
メトロノームの音量「
F6.1
タッチ感度の設(Fixed時の音量も含む)「
F6.8
F6.9
F8.2
MIDI関連項目のバックアップ設定
設定範囲:ON/OFF
初期設定:ON
バックアップ内容
MIDI能の諸設定「
F7.1
F7.2
F7.4
」〜「
F7.6
F8.3
音の高さ、音律関連項目のバックアップ設定
設定範囲:ON/OFF
初期設定:ON
バックアップ内容
トランスポーズの設定(16ページ)
音の高さの微調整(チューニング)「
F1.
音律(調律法)の種類と基音の設定「
F2.1
F2.2
この楽器が扱えるコントロールチェンジ情報については、電子マ
ニュアル「MIDIリファレンス」を参照してください。
NOTE
F8.
 バックアップの設定、その他の設定
設定を保存するまでに、数秒かかります。設定変更後すぐに電源
を切ると、設定が保存されないことがあります。
注記