User Manual

35 Viscount UNICO 500/400/300 取扱説明書
13.付録
ローカルオフモードに設定されたストップは、オルガンの内部システムからは音が再生されませんが、MIDI メッセージ
(システムエクスクルーシブコード)が送信されるため、接続された楽器での演奏が可能になります。
ストップをローカルオフモードに設定するには、メインページを表示させ[S](セット)ボタンを押しながら[C]
(キャンセル)ボタンを押します。すべてのストップの LED が点灯し、ディスプレイに次のページが表示されます。
ボイスをローカルオフモードに設定するには、そのドローノブを引く、またはタブレットスイッチを押して LED を消
します。希望する設定の状態で、[S]および[C]を同時に押して保存します。
このあとローカルオフ設定機能にアクセスすると、ストップの状態について下記のような説明が表示されます。
点灯している LED:ストップはローカルオンモードです(内部システムによって再生されます)
点灯していない LED:ストップはローカルオフモードです。
ファクトリーセッティングを行うと、オルガンの内部機能を全て工場出荷時の状態に復元し、ユーザーによる変更をす
べてリセットすることができます。Unico オルガンでは、デフォルトの値にリセットする設定の箇所をユーザーが選択
できます。この機能を呼び出すには、UTIL.&MIDI メニューの 2 ページ目の画面にある「RESTOREFACT.SET
を選択します。
下記の設定のリセットが可能です。
ENTIREORGAN(オルガン全体):すべてのオルガンの設定および機能(チューニング、セットアップ、ユーティ
リティ& MIDI メニュー、4 つのユーザースタイル、すべての全体/部分コンビネーション、トゥッティ、クレッ
シェンド、ストップのローカルオフ設定)
SETTINGPARAMETERS(パラメーター設定):チューニング、セットアップ、ユーティリティ& MIDI メニュー
設定。
USERSTYLES(ユーザースタイル):4 つのユーザースタイル。
COMB.MEMORIES(コンビネーションメモリー):すべての全体/部分コンビネーション、トゥッティ、クレッ
シェンド。
13.1ストップのローカルオフ
13.2ファクトリーセッティング