User Manual
Viscount UNICO 500/400/300 取扱説明書 28
11.ファイル管理機能(FILEMANAG. メニュー)
UNICO シリーズのオルガンは、内部メモリーと、手鍵盤の下の[USB]端子に接続する USB メモリースティックの
2 種類のメモリーを使用できます。
これらのデータ記憶装置は、オルガンのセットアップ情報、曲の情報および曲のリストを保存します。USB メモリー
スティックが接続されている場合は、システムはそれを大容量メモリーとして使用します。この時、ファイルのコピー
(内部メモリーから USB メモリースティックへ、または USB メモリースティックから内部メモリーへ)はできます
が、内部メモリーへのファイルの読み込み、保存されたファイルの削除、名前の変更はできません。内部メモリーの内
容を変更するには、USB メモリースティックを外してから行います。
メインページで「FILEMANAG.」を選択すると、ファイル管理機能のメニューにアクセスできます。また、オルガン
にインストールされたファームウェアに関する情報を表示する画面もあります。
このページでは、画面の下に現在使用されているメモリー装置が表示されます。
• INTERNALMEMORY(内部メモリー)
• USBSTICKDRIVE(USB メモリースティック)
使用できる機能は下記のとおりです。
DIR(ディレクトリ):大容量メモリーに保存されているファイルのリストを表示します。
LOAD(ローディング):ファイルを読み込みます。
SAVE(保存):オルガンのセットアップまたはその一部を大容量メモリーに保存します。
COPY(コピー):ファイルを別の記憶装置にコピーします(例:内部メモリーから USB メモリースティックへ)。
RENAME(名前の変更):ファイル名を変更します。
DELETE(削除):ファイルを削除します。
SONGLIST(ソングリスト):曲のリストをプログラムします。
O.S.INFO(OS 情報):システムにインストールされたファームウェアのバージョンを表示します。
• USB メモリースティックを挿入してから、FILEMANAG. メニューが表示されるまで数秒お待ちください。
• USB メモリースティックに保存したファイルのファイル名を、コンピューターを使用して変更する場合、数字と小文字のアル
ファベット文字のみを使用してください。
• USB メモリースティックは、FAT または FAT32 ファイルシステムにフォーマット済みのものを使用してください(NTFS は
使用できません)。