User Manual
音を出してみましょう
16 • NU1X 取扱説明書
準備
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダル
(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフトペダル)がありま
す。これらはピアノ演奏で使われます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾いた音を長く響かせることができま
す。ペダルを踏むのをやめると、すぐに持続している音は止まります。この楽器のダンパー
ペダルはハーフペダルに対応しています。
●ハーフペダル機能
ペダルの踏み加減で音の伸び具合が調節できる機能です。ペダルを踏みこむほど音が長く伸
びます。ペダルを踏んで音が響きすぎたとき、踏み込んだ状態からペダルを少し戻して音の
響きを抑える(音の濁りを減らす)ことができます。
●ハーフペダルポイントの設定
どの程度踏み込んだらハーフペダル効果がかかるか(ハーフペダルポイント)を、設定します。
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを押したまま、A#4〜E5の鍵盤のどれかを押します。
ハーフペダルの効果は、数値(-2〜0〜4)が小さいほど浅い踏み込み位置でかかり、数値が
大きいほど深い踏み込み位置でかかります。
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせ
ることができます(ダンパーペダルが踏まれたかのように)。ただしペダルを踏んだあとに弾
いた音には効果はかかりません。たとえば他の音をスタッカートで弾いているときに和音を
長く響かせることができます。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響きを
柔らかくすることができます(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果はかかり
ませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みます)。
ペダルを使う
ここでダンパーペダルを踏むと、このとき押さえていた鍵盤と
そのあと弾いた音すべてが長く響く
設定範囲:-2(A#4)〜4(E5)
初期設定:0(C5)
E5
A#4
GPレスポンスダンパーペダル
この楽器のダンパーペダルは、ペダルを踏んだときの感覚をよりグランドピアノに近づけた
GPレスポンスダンパーペダルです。ハーフペダルのポイントを体感しやすく、ハーフペダル
効果をかけやすいのが特長です。
NOTE
画面表示12〜14のオルガン音色
や、15のピアノ+ストリングス音
では、まん中のペダルを踏むと、音
が減衰せず、踏んでいる間、鳴り続
けます。
ここでソステヌートペダルを踏むと、このとき押さえていた
鍵盤の音だけが長く響く