User Manual

音を出してみましょう
NU1X 取扱説明書 15
準備
ヘッドフォンを使う場合は、楽器本体底面の左側に
ある[PHONES
フォーンズ
]端子に接続します。ヘッドフォンを
接続すると自動的にスピーカーから音が出なくなり
ます。
[PHONES]端子は2つありますので、ヘッドフォン
2本接続して2人で演奏を楽しむこともできます
注意
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚
障害の原因になります。
注記
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないでく
ださい。本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合があり
ます。
ヘッドフォンでも自然な音の広がりを
−バイノーラルサンプリングとステレオフォニックオプティマイザー
この楽器では、ヘッドフォン使用時に臨場感のある音をお楽しみいただくため、音色により以下の2つの方式を採用しています。
バイノーラルサンプリング(音色「CFXグランド」のみ)
バイノーラルサンプリングとは、演奏者の耳と同じ位置に専用のマイクを備え付け、聞こえてくるピアノの音をそのまま
サンプリングする方式です。ヘッドフォンを通して聴いても、あたかもピアノ本体から音が響いてくるような臨場感をお
楽しみいただけます。ヘッドフォンの圧迫感も少なく、長時間の演奏でもストレスなくお楽しみいただけます。初期設定
の音色「CFXグランド(17ページ)」を選んでいるときは、ヘッドフォンを接続するとバイノーラルサンプリングの音に
切り替わります。
ステレオフォニックオプティマイザー (「CFXグランド」以外のピアノ音色)
ステレオフォニックオプティマイザーは、ヘッドフォン使用時にバイノーラルサンプリングのような自然な音の広がりを
再現するエフェクトです。「CFXグランド」以外のピアノ音色(画面表示25、17ページ)を選んでいるときは、ヘッド
フォンを接続するとこのステレオフォニックオプティマイザーがかかります。
オン/オフを切り替える
初期設定では、ヘッドフォンを接続すると楽器から出力される音は、バイノーラルサンプリング、またはステレオフォニッ
クオプティマイザーの音に自動的に切り替わります。これらは、ヘッドフォンで最適になるように作られているため、下記
のようなケースでは機能をオフにして使用することをお勧めします。
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを押したままC6鍵盤を押して、切り替えます。この間、画面には設定値(On/OFF)が表示されます。
初期設定:On(オン)
ヘッドフォンを使う
機能オフをお勧めする例:
楽器に接続したヘッドフォンでその音をモニターしながら、外部オーディオ機器やミキサーと接続して、楽器の音を外部スピー
カーで再生する場合
ヘッドフォンを使用しながらオーディオ録(28ページ)し、その曲をスピーカーで再生したい場合
(録音した曲をあとでスピーカーで再生したい場合は、録音前から機能オフにしておきます。)
NOTE
外部オーディオ機器を接続する前に、必ず「楽器の音を外部スピーカーから鳴らす―AUXOUT
アウト
[L/L+R][R]端子」(36ページ)をお読みください。
MAX
PHONES USB TO DEVICE
MIN
MASTER VOLUME
ステレオフォーンプラグ
(標準)
ヘッドフォンハンガー
C6
右端の鍵盤(C7)