User Manual
NU1 取扱説明書 29
応用編
MIDI
ミディ
について
MIDI(MusicalInstrumentDigitalInterface)とは、MIDI端子を備えたMIDI
機器(電子楽器など)間や、MIDI機器とコンピューター間で演奏データや命令を
送受信しあうための、各種送受信データ様式についての統一規格です。
MIDI機器間(またはMIDI機器とコンピューター間)でMIDIデータを送受信する
ことにより、電子楽器から外部MIDI機器の演奏をコントロールしたり、外部
のMIDI機器やコンピューターから電子楽器をコントロールしたりできます。
外部MIDI機器との接続例
例1)
下記の接続で、この楽器の鍵盤を使って外部のMIDI音源を鳴らせます。
この楽器からの送信チャンネルは「1」なので、外部MIDI音源機器の受信チャンネルは「1」に設定します。
例2)
下記の接続で、シーケンサーで再生した曲を、この楽器の音色で鳴らせます。
この楽器での受信チャンネルは、「1」と「2」のみです。したがって、受信するソングデータは、MIDI1〜2チャンネルに
ピアノ演奏が割り当てられたソングデータをおすすめします。
ローカルコントロールオン/オフ
通常、この楽器で鍵盤を弾いたり、MIDIソングデータを再生したりすると、本体内部の音源から音が出ます。この状態を
「ローカルコントロールオン」と呼びます。この楽器での演奏データを外部のMIDI機器へ送信して、楽器からは音を出したく
ない場合は、「ローカルコントロールをオフ」にします。
■ ローカルコントロールオン/オフを切り替えるには
[FUNCTION
ファンクション
]ボタンを押したままC6鍵盤を押します。C6鍵盤を押すたびにローカルコントロールオン/オフが切り替わり
ます。
NOTE
MIDI機器を接続するには、専用のMIDIケーブル(別
売)をご用意ください。
NOTE
機種ごとに扱えるMIDIデータが同じではないため、
接続しているMIDI機器間で共通に扱えるデータだけ
が送受信できます。共通に扱えるデータは、電子マ
ニュアル「MIDIリファレンス」の「MIDIインプリメ
ンテーションチャート」をご覧ください。
NOTE
この楽器から再生中のMIDIソングデータの送信は、
3〜16チャンネルのみです。
MIDIデータを受信する
端子です。
MIDIデータを送信する
端子です。
MIDI OUT MIDI IN
演奏データ
NU1
MIDI音源機器
MIDI IN MIDI OUT
ソングデータ
NU1
シーケンサー
C6
初期設定:オン