User Manual
楽器を使いこなす
16 NU1 取扱説明書
キー (調)を変える(トランスポーズ)
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー (調)を合わせることができます。この機能をトラン
スポーズ(移調)といいます。
たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」の
弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
●半音単位でキーを下げる
[FUNCTION
ファンクション
]ボタンを押したまま、F#2(-6)〜B2(-1)鍵盤を押します。
●半音単位でキーを上げる
[FUNCTION]ボタンを押したまま、C#3(+1)〜F#3(+6)鍵盤を押します。
●元のキーに戻す
[FUNCTION]ボタンを押したまま、C3鍵盤を押します。
操作中は、画面には設定した値が表示されます。
音の高さを微調整する(チューニング)
楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽器やCDの再
生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。
操作中は、画面に音の高さ(Hz)が表示されます(100の位は表示され
ません)。
●音の高さを上げる(約0.2Hz単位)
[FUNCTION]ボタンを押したまま[+]ボタンを押します。
●音の高さを下げる(約0.2Hz単位)
[FUNCTION]ボタンを押したまま[−]ボタンを押します。
●初期設定に戻す
[FUNCTION]ボタンを押したまま、[+]と[−]ボタンを同時に押します。
初期設定:0(標準キー )
設定範囲:-6〜6
NOTE
トランスポーズ量は、電源を切ると
初期設定に戻ります。
C3
F#3F#2
0-1
-2 +1 +3-4
-3-5 +2+4+5
-6 +6
キーを上げるキーを下げる
標準キー
NOTE
チューニング値は、電源を切っても
記憶されています。
Hzとは
音の高さを示す単位です(音の高さ
は音波の振動数によって決まりま
す。1秒間に何回振動するかという
数値の単位がHzです)。
設定範囲:414.8〜466.8Hz
(=A3)
初期設定:440.0Hz(=A3)
42.0
例:442.0Hzの場合