User Manual

音を出してみましょう
NU1 取扱説明書 11
基本編
ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダル(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフトペダル)があります。
これらはピアノ演奏で使われます。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾いた音を長く響かせることができま
す。ペダルを踏むのをやめると、すぐに持続している音は止まります。この楽器のダンパー
ペダルはハーフペダルに対応しており、どの程度踏み込んだらハーフペダル効果がかかるか
(ハーフペダルポイント)を設定できます。
ハーフペダル機能
ペダルの踏み加減で音の伸び具合が調節できる機能です。ペダルを踏みこむほど音が長く伸
びます。ペダルを踏んで音が響きすぎたとき、踏み込んだ状態からペダルを少し戻して音の
響きを抑える(音の濁りを減らす)ことができます。
ハーフペダルポイントの設定
どの程度踏み込んだらハーフペダル効果がかかるか(ハーフペダルポイント)を、設定しま
す。
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを押したまま、A#5E6の鍵盤のどれかを押します。
ハーフペダルの効果は、数値(-2〜0〜4)が小さいほど浅い踏み込み位置でかかり、数値が
大きいほど深い踏み込み位置でかかります。
設定範囲:A#5(-2)〜C6(0)E6(4)
初期設定:0
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせ
ることができます(ダンパーペダルが踏まれたかのように)。ただしペダルを踏んだあとに弾
いた音には効果はかかりません。たとえば他の音をスタッカートで弾いているときに和音を
長く響かせることができます。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響きを
柔らかくすることができます(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果はかかり
ませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みます)。
ペダルを使う
GPレスポンスダンパーペダル
この楽器のダンパーペダルは、ペダルを踏んだときの感覚をよりグランドピアノに近づけた
GPレスポンスダンパーペダルです。ハーフペダルのポイントを体感しやすく、ハーフペダル
効果をかけやすいのが特長です。
ここでダンパーペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤とその
あと弾いた音すべてが長く響く
E6
A#5
ここでソステヌートペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤の音だけ
が長く響く