User Manual
(2)ギター練習
MU2000/1000のインサーションエフェクトには、ギターアンプの機能をシミュレート
するアンプシミュレーターというエフェクトタイプが用意されています。ギターのア
ウトをA/Dインプット端子に接続し、インサーションエフェクトでアンプシミュレー
ターをかけてやれば、ヘッドフォンを使ってギター練習ができます。また、
MU2000/1000でMIDIデータを再生すれば、マイナスワン演奏をバックにバンド練習
もできちゃいます。
(3)ボーカル録音
A/Dインプットは、インプットゲインを切り替えるとマイク入力も可能なので、マイ
クを接続してボーカルを入力することもできます。もし、お使いのパソコンに、デジ
タルオーディオ入力端子があれば、MU2000/1000のデジタルアウトを接続して高音質
でレコーディングできます。
もちろん、A/Dインプットの1にマイク、2にギターを接続すれば、MU2000/1000の演
奏をバックにギターとボーカルを同時に録音することも可能です。
(A/Dインプット1と2は、完全に独立してエフェクトをかけることができます。)
(4)ギターやボーカルをMIDIでコントロール
A/Dインプットの入力ゲインやボリューム、パン、エフェクト設定などは、すべて
MIDIでコントロール可能。すなわち、ギターやボーカルの音の定位や音量の変化、エ
フェクトの設定などを、MIDIデータであらかじめ作っておくことができるのです。
これを利用すると、たとえばギター練習用のソングデータとしてエフェクトを含めた
A/Dインプットのすべての設定を自動的にセットするMIDIデータを入力しておいた
り、曲中でエフェクトの設定が自動的に変化するようにしたりといった工夫をする事
もできます。
(5)入力ゲインの設定はバンクとプログラムを選ぶだけ
A/Dインプットの入力ゲインは、本体内のボイスを選ぶときと同じような操作で設定
できます。
ためしに、A/Dインプット1をギターに設定してみましょう。
1.A/D1パートを選ぶ
[PART-/+]ボタンを押してA/D1パートを選びます。
2.カーソルをバンクに移動する
[SELECT←/→]ボタンを押して、カーソルをバンクに移動します。