User Manual
●バリエーションエフェクトをミキサーの後ろの位置に切り替えると、リバーブやコーラスと同様に機能
し、3番目のシステムエフェクトとして働きます。すなわち、ミキサーのバリエーションセンドから送ら
れてきた音声信号にエフェクト効果をかけて、ミキサーのアウトプットから出力された音声信号とミック
スします。
ミキサーでは、パートごとにバリエーションセンドレベルが設定できるようになり、ここでバリエーショ
ンエフェクトの深さをパートごとに調節することができます。
(6)システムEQ
最終的に音声信号を加工するのがシステムEQです。これは、5バンドのパラメトリックEQで、各バンドご
とに周波数やゲイン、Qを設定してMU2000の音を再生する環境に合わせて補正することができます。パラ
メトリックEQとは、プロフェッショナルなレコーディング機器などに装備されている自由度の高いEQで、
各パラメーターの働きを理解せずに操作すると音を壊してしまう場合もあります。MU2000のシステムEQ
には、「Jazz」、「Pops」など4種類のプリセットプログラムが用意されており、初心者にとっても使い
やすい仕組みになっています。