User Manual

               
インプットから入力された音声信号にエフェクトの効果をかけ、アウトプットから出力します。
それぞれ、97種類ものエフェクトタイプを内蔵しています。
(4)システムエフェクト  
ミキサーの後に位置しているのが、リバーブエフェクトとコーラスエフェクトです。ミキサーのリバーブ
センド/コーラスセンドから送られてきた音声信号にリバーブ/コーラスの効果をかけて、ミキサーのアウ
トプットから出力された音声信号とミックスします。
ミキサーでは、パートごとにリバーブセンドレベルとコーラスセンドレベルを設定することで、リバーブ
やコーラスの深さをパートごとに調節することができます。
このような仕組みのエフェクトのことをシステムエフェクトと呼んでいます。
システムエフェクトの効果のかけ方については、リバーブエフェクトの操作を参考にしてください。
                           
コーラスからリバーブに入るラインを使えば、コーラスとリバーブを直列につないで、コーラスのかかっ
た音にさらにリバーブをかけるといった効果をかけることが可能になります。
(5)バリエーションエフェクト
図のインサーションエフェクトの位置とリバーブ/コーラスエフェクトの位置の両方に、破線で記入され
ているエフェクトが、バリエーションエフェクトです。このエフェクトは、能力的にはインサーションエ
フェクトと同等で、さまざまなタイプのエフェクトを切り替えられるマルチエフェクトとなっています。
このエフェクトは、インサーションエフェクトと同じ機能を持ちながら、設定を切り替えることでリバー
ブやコーラスと同様の位置にセッティングすることもできます。
●バリエーションエフェクトをインサーションエフェクトに設定すると、5番目のインサーションエフェ
クトとして、特定のパートにエフェクト効果をかけることができす。