User Manual
クイックガイド
18
MRX7-D取扱説明書
プリントアウトした接続図を確認しながら、設置/配線を行
ないます。
1. MRX7-DとXMV/EXi8/EXo8のUNITIDを設定し
ます。
接続するすべてのMRX7-DとXMV/EXi8/EXo8の
UNITIDを設定します。UNITIDは、各機器のリアパネ
ルにある[UNITID]ロータリースイッチとディップス
イッチを組み合わせて設定します。各機器のUNITIDが
重複しないように、それぞれ異なるIDを設定してくださ
い。
2. MRX7-Dを設置し、アナログ音声の配線を行ないま
す。
3. MRX7-DとXMV/EXi8/EXo8をデジタル接続しま
す。
[YDIF]端子を搭載した機器とリング接続します。
4. MRX7-DとMRX7-D対応Dante機器をDanteネッ
トワークに接続します。
接続方法は、「接続方法について」(15ページ)を参照し
てください。
5. MRX7-DとDCPを接続します。
DCPをデイジーチェーン接続します。また、DCPのパ
ネルIDおよびターミネーションを設定します。詳しく
は、DCPの取扱説明書を参照してください。
MTX-MRXEditorを使って、システム全体の調整を行ない
ます。
1. コンピューターのIPアドレスおよびサブネットマスク
を設定します。
IPアドレスに「192.168.0.253」、サブネットマスク
に「255.255.255.0」を入力します。
2. コンピューターとMRX7-D/XMV/EXi8/EXo8を
ネットワークスイッチ経由で接続します。
MRX7-Dだけを使用する場合は、コンピューターと直接
接続できます。
3. MTX-MRXEditorを起動し、事前に作成したプロ
ジェクトファイルを読み込みます。
4. MRX7-Dの電源をオンにします。
5. XMV/EXi8/EXo8とアナログ入力アンプの電源をオ
ンにします。
6. MRX7-D/XMV/EXi8/EXo8とMTX-MRXEditor
を[ToDevice]でデータを送り込んでオンライン(同
期状態)にします。
MRX7-D/XMV/EXi8/EXo8本体とMTX-MRXEditor
が接続され、同期している状態を「オンライン」といい
ます。オンラインにすると、MTX-MRXEditorで
MRX7-D/XMV/EXi8/EXo8をコントロールすること
ができます。オンラインの設定方法については、「MTX-
MRXEditorユーザーガイド」を参照してください。
7. 事前に作成していたプリセットをリコール(呼び出し)
する。
プリセットを呼び出し、正しく設定されているかどうか
を確認します。
プリセットについての詳細や、呼び出し方法については、
「プリセットを呼び出す(プリセットの切り替え)」(19
ページ)を参照してください。
8. 信号処理をチェックします。
MRX7-Dに音声信号を入力し、MTX-MRXEditorで
メーターをチェックし、音量やルーティングが正しく設
定されているかどうかを確認します。
9. 音声が適正なレベルでスピーカーから出力されるよう
に、MRX7-Dの出力のレベルとアンプの出力のレベ
ルを調整します。
出力チャンネルをひとつずつONにし、出力レベルを調
整します。
10.
プリセットをストア(保存)します。
ほかのプリセットについても、同様の呼び出し/設定/
保存を行ないます。
11.
設定を保存し、MTX-MRXEditorを終了します。
拡張子「.mtx」が付いたプロジェクトファイルが作成
されます。
現地での作業(設置および配線) 現地での作業(MTX-MRXEditorでの
設定)
NOTE
オンライン状態で設定した内容はMRX7-D本体に保存さ
れますが、今後のメンテナンスや再調整のためにMTX-
MRXEditorを使ってプロジェクトファイルとして保存
しておくことをお勧めします。