User Manual
クイックガイド
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MTX5-D取扱説明書
MTX-MRXEditorを使って、システム全体の調整を行ない
ます。
1. コンピューターとMTX5-D/XMV/EXi8/EXo8を
ネットワークスイッチ経由で接続します。
MTX5-Dだけを使用する場合は、コンピューターと直
接接続できます。
2. MTX-MRXEditorを起動し、事前に作成したプロ
ジェクトファイルを読み込みます。
3. MTX5-Dの電源をオンにします。
4. XMV/EXi8/EXo8とアナログ入力アンプの電源を
オンにします。
5. MTX5-D/XMV/EXi8/EXo8とMTX-MRXEditor
を[ToDevice]でオンライン(同期状態)にします。
MTX5-D/XMV/EXi8/EXo8本体とMTX-MRXEditor
が接続され、同期している状態を「オンライン」といい
ます。オンラインにすると、MTX-MRXEditorで
MTX5-D/XMV/EXi8/EXo8をコントロールすること
ができます。オンラインの設定方法については、
「MTX-MRXEditorユーザーガイド」を参照してくださ
い。
6. プリセットを確認します。
プリセットを呼び出し、正しく設定されているかどうか
を確認します。
プリセットについての詳細や、呼び出し方法について
は、「プリセットを呼び出す(プリセットの切り替え)」
(20ページ)を参照してください。
7. 信号処理をチェックします。
MTX5-Dに音声信号を入力し、MTX-MRXEditorで
メーターをチェックし、音量やルーティングが正しく設
定されているかどうかを確認します。
8. 音声が適正なレベルでスピーカーから出力されるよ
うに、MTX5-Dの出力のレベルとアンプの出力のレ
ベルを調整します。
出力チャンネルをひとつずつONにし、出力レベルを調
整します。
9. プリセットをストア(保存)します。
ほかのプリセットについても、同様の呼び出し/設定/
保存を行ないます。
10.
設定を保存し、MTX-MRXEditorを終了します。
拡張子「.mtx」が付いたプロジェクトファイルが作成
されます。
現地での作業(MTX-MRXEditorでの
設定)
NOTE
オンライン状態で設定した内容はMTX5-D本体に保存さ
れますが、今後のメンテナンスや再調整のためにMTX-
MRXEditorを使ってプロジェクトファイルとして保存
しておくことをお勧めします。