User Manual

MRXセットアップマニュアル 64
1ルームコンバインできるボールルーム
設定の反映結果を確かめる
主なチェック項目は以下です。各パラメーターの設定については「MTX-MRXEditorユーザーガイド」と「MRX
Designerユーザーガイド」をご参照ください。
1.
DCP4Sのスイッチ1を押して「Split」プリセットをリコールする。
2.
BGMBlu-rayDiscPlayer、AUXINなどから音声信号をMRX7-Dに入力して、入力レベルを調整す
る。
BGMの入力レベルの調整は「Fader(3)」で個別にしてください。BGM全体の調整はDCP4V4Sのノブ2でできま
す。Blu-rayDiscPlayerAUXINの入力レベルの調整は「Fader(2)」と「Fader(5)」で個別にしてください。
3.
出力レベルの調整を「Fader(6)」で個別にする。
4.
「ANLOGIN」エディターでマイクの入力レベルを調整する。
必要に応じて[+48V]ボタンをオンにしてください。
5.
その他入出力の調整をする。
6.
DCP4Sのスイッチ2を押して「Combine」プリセットをリコールする。
入出力のレベルを確認してください。
「Split」と「Combine」でDCPからでは操作できないパラメーターをそれぞれに設定しないといけない場合は、そ
のパラメーターをパラメーターセットの「RoomCombine」に登録して、パラメーター変更前の状態を「Split」
に、パラメーター変更後の状態を「Combine」に、それぞれストアしてください。
7.
DCPの設定確認をする。
DCPが設定通りに動くかどうか確認します。
すべての設定が終わったら、プロジェクトを保存して、MTX-MRXEditorをオフラインにしてください。
以上で、例1での設定は完了です。
NOTE
Blu-rayDiscPlayerAUXINの調整のときは、MatrixMixerをオン状態にしてください。またFaderのオン/オフ状態でど
ちらの入力を受け付けるか決めていますので、調整するときにDCP4V4Sのスイッ3で切り替えてください。
注記
ファンタム電源が不要な場合、ボタンをオフにしてください。
ファンタム電源をオンにする場合、本体/外部機器の故障やノイズを防ぐために、次の内容にご注意ください。
[INPUT]端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、ボタンをオフにする。
ボタンをオンにしたまま、[INPUT]端子でケーブルの抜き差しをしない。
ファンタム電源のオン/オフは、出力レベルを最小にした状態で行なう。
NOTE
マスタースイッチはありません。故障の原因となりますので、接続する機器に合わせて設定してください。