User Manual
MRXセットアップマニュアル 108
例2SpeechPrivacyを併用した遠隔会議システム
設定の反映結果を確かめる
主なチェック項目は以下です。各パラメーターの設定については「MTX-MRXEditorユーザーガイド」と「MRX
Designerユーザーガイド」をご参照ください。
1.
AUXINなどから音声信号をMRX7-Dに入力して、入力レベルを調整する。
AUXINの入力レベルの調整は「Fader(2)」で行なってください。部屋のスピーカーからのレベル調整は
ProVisionaireTouchでできます。
2.
SpeechPrivacyの出力レベルを「Fader(7)」で調整する。
3.
「ANLOGIN」エディターでマイクの入力レベルを調整する。
必要に応じて[+48V]ボタンをオンにしてください。
4.
その他入出力の調整をする。
5.
ProVisionaireTouchの設定確認をする。
ProVisionaireTouchが設定通りに動くかどうか確認します。
すべての設定が終わったら、プロジェクトを保存して、MTX-MRXEditorをオフラインにしてください。
以上で、例2での設定は完了です。
注記
ファンタム電源が不要な場合、ボタンをオフにしてください。
ファンタム電源をオンにする場合、本体/外部機器の故障やノイズを防ぐために、次の内容にご注意ください。
• [INPUT]端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、ボタンをオフにする。
• ボタンをオンにしたまま、[INPUT]端子でケーブルの抜き差しをしない。
• ファンタム電源のオン/オフは、出力レベルを最小にした状態で行なう。
NOTE
マスタースイッチはありません。故障の原因となりますので、接続する機器に合わせて設定してください。