User Manual

MOXF6/MOXF8取扱説明書
クイックガイド
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マスターキーボードとして
使う(マスターモード)
マスターモードの主な特長は、下記の2つです。
ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンの組み合わ
せを128種類保存し、呼び出すことができる
1つのマスタープログラムにつき4ゾーンのマスターキー
ボード機能を設定できる
マスタープログラムには、ボイス、パフォーマンス、ソン
グ、パターンの各モードで作ったプログラムの中から必要な
ものを登録できるので、マスタープログラムを切り替えるこ
とで、モードをまたぐプログラムを瞬時に切り替えることが
できます。外部MIDI機器をコントロールするための設定も
同時に切り替えることができまるので、たとえば、ライブス
テージなどで、パフォーマンスを演奏しながら、多数の外部
MIDI音源を次々に切り替えて演奏する、といったことが可
能になります。
ボイス/パフォーマンス/ソング/
パターンをマスターに登録する
ライブのときに、曲に合わせてボイスやパフォーマンスを瞬
時に切り替えたいときは、マスタープログラムの001にボ
イス、002にパフォーマンス、というように並べて登録し
ておくと便利です。プログラムの保存は以下の手順で操作し
ます。
1 [MASTER]ボタンを押してマスターモードに入りま
す。
2 エディットしたいマスタープログラムを選びます。
マスタープレイ画面が表示されます。
3 [F2]MEMORYボタンを押します。
MEMORY画面が表示されます。
4 「Mode」と「Memory」で登録したいモードとプ
ログラムを選びます。
5 [STORE]ボタンを押してストア画面を表示し、変更
したマスタープログラムを保存します。
マスターキーボード機能の設定をする
外部MIDI音源を複数使用するときは、マスターキーボード
機能を設定してマスタープログラムに保存しておくと便利で
す。マスタープログラムを切り替えたと同時に、外部MIDI
音源のプログラムの変更もできます。基本的な操作手順は以
下のとおりです。
1 [MASTER]ボタンを押してマスターモードに入りま
す。
2 エディットしたいマスタープログラムを選びます。
3 [F3]ZONESWボタンを押します。
ZONESW画面が表示されます。
4 「ZoneSwitch」を「on」に設定します。
NOTE
「ZoneKnob」を「on」にしておくと、パネル上のノブ1〜
8をゾーンエディットの設定で機能させます。選択中のプ
ログラムのモードで割り当てられた設定に従わせたい場合
は、「off」に設定します。
5 [EDIT]ボタンを押してからナンバー [1]ボタンを押
します。
ゾーン1のマスターゾーンエディットに入ります。
6 [F1]〜[F5]各画面で、Zone1に対する設定を行な
います。
7 ナンバー [2]〜[4]ボタンを押して、他のゾーンも同
様に設定します。
8 すべての設定が終わったら、[STORE]ボタンを押し
てストア画面を表示し、変更したマスタープログラ
ムを保存します。
これらの設定が終わったら、マスターコモンエディットの
[F1]Name画面で、マスタープログラムに名前をつけてお
きましょう。名前をつけたあとも[STORE]ボタンを押して
保存してください。
マスターモードで編集できるパラメーターについて詳しく
は、PDFファイル「リファレンスマニュアル」をご参照
ださい。