User Manual
MOXF6/MOXF8取扱説明書
クイックガイド
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9 [F](プレイ)ボタンを押して、セクションBの演奏を
聞いてみましょう。
必要に応じて、パターンジョブの[F2]NOTE画面で、ギ
ターフレーズのオクターブやベロシティーを調整します。
設定するパラメーターについては、PDFファイル「リファ
レンスマニュアル」に掲載しているパターンジョブの説明
をご参照ください。
注記
同じパターン内で、1つのユーザーフレーズをさまざまなセクション/ト
ラックに割り当てている場合、ユーザーフレーズをあるセクション/ト
ラックでエディットして変更すると、同じユーザーフレーズが割り当て
られている別のセクション/トラックの再生音も自動的に変わってしまい
ますのでご注意ください。
10
[STORE]ボタン→[F1]SEQボタン→[ENTER]
ボタンを押して作成したフレーズをパターンデータ
として保存します。
保存すると、すべてのソングデータとパターンデータがま
とめて保存されます。
同様にセクションC、セクションDと曲の素材をいくつか作
成しましょう。パターンの録音は、ソングと同様にリアルタ
イム録音だけでなく、ステップ録音もできます。
パターンチェーンを作成し、ソング
データにコンバートする
作成したパターンをセクションに割り振り、曲の進行にした
がって並べ、パターンチェーンを作成します。さらにパター
ンチェーンをソングにコンバートし、バッキングトラックを
作成します。
パターンを実際に鳴らしながらセクションを切り替える操作
を、そのまま録音することでパターンチェーンを作ります。
1 パターンプレイのPLAY画面で、さきほど制作した
パターンを選択します。
2 [F6]CHAINボタンを押します。
3 [REC](レコード)ボタンを押してパターンチェーン
レコードに入り、基本設定を行ないます。
パターンチェーンレコードのSETUP画面では、録音トラッ
ク、テンポを設定します。
パターンチェーンのトラックとして、演奏中のテンポ変更
情報を記録するテンポトラック(tempo)、演奏中のトラッ
クオン/オフ情報を記録するシーントラック(scene)、演奏
中のセクション切替情報を記録するパターントラック(patt)
の3種類が準備されています。ここでは、「RecTrack」を
「patt」(パターン)に設定します。
4 [F](プレイ)ボタンを押して録音をスタートさせ、パ
ターン演奏を始めます。
好きなタイミングで必要なセクションに切り替えていきま
す。
5 [J](ストップ)ボタンを押して録音をストップしま
す。
パターンプレイのCHAIN画面に戻ります。
6 [F](プレイ)ボタンを押して録音したパターンチェー
ンを鳴らしてみましょう。
7
[STORE]ボタン→[F1]SEQボタン→[ENTER]
ボタンを押して、パターンチェーンを保存します。
保存すると、すべてのソングデータとパターンデータがまと
めて保存されます。
8 [EXIT]ボタンを押したあと、手順3-7を繰り返し
て、テンポトラックとシーントラックを録音します。
● テンポトラックを録音する場合
手順3で「RecTrack」を「tempo」に設定した場合は、手
順4の録音中、画面のテンポ設定欄(♪)にカーソルを合わ
せ、[DATA]ダイアル、[INC]/[DEC]ボタンを使って、テン
ポチェンジをリアルタイム録音します。
● シーントラックを録音する場合
手順3で「RecTrack」を「scene」に設定した場合は、
[MUTE]ボタンを押して、手順4の録音中にトラックのオン
/オフ切り替えをナンバーボタンで操作することによりリア
ルタイム録音します。
リアルタイム演奏を録音してパターン
チェーンを作る
パターンチェーン ... ソングをイメージしながらセクション切り替え
セクションA セクションB セクションF
ソング
セクションH
.......
セクションI〜P
セクションA〜H