User Manual
MOXF6/MOXF8取扱説明書
クイックガイド
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ステップ録音でドラムパートを作る
実際に曲を作ってみましょう。まずは、以下のようなフレー
ズをリズムパートとしてステップ録音でトラック1に作成す
る例を紹介します。
1 [SONG]ボタンを押してソングプレイ画面を表示し、
空のソングを選びます。
2 [F1]PLAY画面で、拍子を「4/4」に設定します。
3 [REC](レコード)ボタンを押してから[F1]ボタンを
押し、ソングレコードのSETUP画面を表示します。
この画面で、「Type」を「step」に、「Event」を「note」
に「RecTr」を「1」に、「Ch」を「all」に設定します。必
要に応じて、テンポも設定します。
4
[F2]VOICEボタンを押してから[CATEGORY
SEARCH]ボタンを押し、ドラムボイスを設定しま
す。
「Main」(メインカテゴリー )を「Drum/Percussion」に、
「Sub」(サブカテゴリー )を「Drums」に設定し、カーソル
[>]ボタンを押します。ドラムボイスリストが表示されるの
で、「PDRB09AnalogT9Kit」を選択し、[ENTER]ボ
タンを押します。
5 [F](プレイ)ボタンを押します。
[F](プレイ)ボタンのランプが点灯し、ステップ録音の録音
中画面が表示されます。
6 「StepTime」を「 480」に設定します。
1つの音を入力したときに進むポインターのステップ値が
480(4分音符)になります。
7 [P](トップ)ボタンを押して音符を入力する位置を
先頭に設定してから、B0のキーを4回押して音符を
入力します。
B0キーに割り当てられているキックの音が1小節分入力さ
れます。
NOTE MOXF6をお使いの場合、TRANSPOSE[−]ボタンまた
はOCTAVE[−]ボタンを押してB0のキーを鍵域内に呼び
出してください。
8 [J](ストップ)ボタンを押して、録音を終了します。
ソングプレイ画面に戻ります。
9 さらに別のドラム音を重ねるため、[REC]ボタンを
押してから[F](プレイ)ボタンを押します。
[F](プレイ)ボタンのランプが点灯し、ステップ録音の録音
中画面が表示されます。
10「StepTime」を「 240」に設定します。
1つの音を入力したときに進むポインターのステップ値が
240(8分音符)になります。
11
[
P
](トップ)ボタンを押して音符を入力する位置を先
頭に設定してから、[F3]REST(レスト)ボタンと
G♯1のキーを順番に押します。[F3]REST(レス
ト)ボタンを押してからG♯1キーを押す操作を合計
4回繰り返します。
8分休符とハイハットの8分音符が入力されます。これを4
回繰り返したことにより、裏拍にハイハットの音が1小節
分入力されています。
NOTE MOXF6をお使いの場合、TRANSPOSE[−]ボタンまた
はOCTAVE[−]ボタンを押してG♯1のキーを鍵域内に呼
び出してください。
12 [J](ストップ)ボタンを押して、録音を終了します。
ソングプレイ画面に戻ります。
手順1〜12の操作により、1小節分のドラムフレーズが以
下のとおり作成されています。
13 [P](トップ)ボタンを押してから[F](プレイ)ボタン
を押して、録音したデータを再生します。
録音した音を確認できたら、[J](ストップ)ボタンを押して
再生を止めます。
14 [JOB]ボタンを押してから[F3]EVENTボタンを
押します。
ソングジョブのEVENT画面が表示されます。録音した1小
節分のデータを4小節目まで同じデータを繰り返し入力す
るために、コピー機能を使ってみましょう。
ハイハット
キック
拍子