User Manual

取扱説明書


60
マスターエフェクト
音声の最終出力段階で本体サウンド全体にかけるエフェクトです。
8個のマスターエフェクトタイプがあります。
イコライザー (EQ)
一般的にイコライザー (EQ)は、アンプやスピーカー、部屋の特性に
合わせ音場環境を補正するために使用します。その設定は、音をいく
つかの周波数帯域(バンド)に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)を上げ
下げすることで、サウンドを補正します。演奏する曲のジャンルに合
わせてサウンドを補正することで「クラシックはより繊細に、ポップ
スはより明確に、ロックはよりダイナミックに」というように、曲の
特長を引き出し、音楽をより楽しめる環境を作ります。
本体には、3種類のEQ (エレメントEQ、パートEQ、マスター EQ)が
搭載されています。
エレメントEQ
ノーマルボイスの各エレメント、ドラムボイスの各キーが持つEQで
す。EQの持つ2タイプの形状のいずれかを選んでパラメーターを設定
します。

特定の周波数帯域の音声を、盛り上げたり削ったりするタイプです。

特定の周波数以下または特定の周波数以上の音声を、盛り上げたり
削ったりするタイプです。
n
実際には、全帯域のレベルを一律に上げ下げする設定もあります。
パートEQ
パフォーマンス
マルチ
パフォーマンス/マルチ各パートのサウンドにかける、3バンドのEQ
です。高周波数域と低周波数域はシェルビングタイプ、中周波数域は
ピーキングタイプです。
n
ボイスモードにはパートEQがありません。
マスター EQ
音声の最終出力段階で本体サウンド全体にかける、5バンドのEQで
す。高周波数域と低周波数域の形状を、ピーキングタイプかシェルビ
ングタイプかに切り替えることができます。
ボイス
パフォーマンス
マルチ
エフェクトのバイパス(エフェクトを無効にする)
[SHIFT]+[BYPASS]ボタンを押すことで、インサーションエ
フェクト、システムエフェクト(リバーブ、コーラス)、マスター
エフェクトを無効に設定する(バイパスする)ことができます。
エフェクトバイパスの設定は、ボイス/パフォーマンス/マルチに
共通の設定です。
各パラメーターの詳細は、87ページをご参照ください。
   
  


+
0


  
 
  
   
  
  
  
 
 
    

  
+
0





