User Manual

取扱説明書
󰺞

24

プラグインボード装着時は、BANK[
E
][
F
]ボタンで使用する
プラグインボード(PLG1、PLG2)を選択し、[SHIFT]+BANK
[
E
][
F
]ボタンで以下のバンクを選択します。
・プラグインプリセットボイスバンク(PLGPRE)
・プラグインユーザーボイスバンク(PLGUSR)
・ボードボイスバンク
n
ボードボイスバンクを選択している場合は、バンクセレクトMSB/
LSBの値が表示されます。ボードボイスのバンクセレクトMSB/
LSBについては、プラグインボードの取扱説明書をご参照ください。
3.
データダイアルやカーソル[∧][∨]ボタンでバンク内のプログラ
ムナンバーを選択します。
4.
外部キーボードの鍵盤を弾いてみましょう。
鍵盤から送られるMIDI情報を受けて、選んだボイスの音が出ま
す。その他のボイスも試してみましょう。
n
オーディション機能(20ページ)を使って選択したボイスを聞くこと
ができます。
カテゴリーサーチを使う
MOTIF-RACK ESのボイスは、カテゴリーごとに分類されています。
カテゴリーは、ボイスをピアノ、オルガンといった楽器の種類や音の
キャラクター別に分けたものです。
カテゴリーサーチは、特定のカテゴリーを指定して、その中から使い
たいボイスをすばやく探すことができる便利な機能です。
1.
[CATEGORY]ボタンを押し、カテゴリーサーチ機能をオン
にします。
n
もう一度[CATEGORY]ボタンを押すか、[EXIT]ボタンを押すと、
カテゴリーサーチ機能は解除されます。
2.
BANK[
E
][
F
]ボタンでメインカテゴリーを選択します。
3.
[SHIFT]+BANK[
E
][
F
]ボタンでサブカテゴリーを選択
します。
4.
カーソル[∧][∨]ボタンまたはデータダイアルでボイスを選択
し、[CATEGORY]ボタンで決定します。
コンピューターからMIDIメッセージでボイスを選ぶ
コンピューター上のシーケンサーからでも、MIDIメッセージで本
体のボイスを選択できます。この場合はMIDIメッセージとして下
記3つを本体に送信する必要があります。
・バンクセレクトMSB (コントロールナンバー 000)
・バンクセレクトLSB (コントロールナンバー 032)
・プログラムチェンジ
たとえば、ボイスモードでプリセットバンク2(PRE2)のプログラ
ムナンバー 12(Or: Tiny)を選ぶ場合は、
1.
   

2.
   

3.
 
本体ボイスに割り当てられている、バンクセレクトMSB、バンク
セレクトLSBは、「MIDIデータフォーマット」の「(3-1-3)
CONTROL CHANGE」に記載されています(97ページ)。プログ
ラムチェンジナンバーは、別冊データリストに記載されています。
n
MIDIチャンネルは、BasicRcvCh (ベーシックレシーブチャンネル)
(91ページ)と同じチャンネルを指定してください。
TIP
フェーバリットカテゴリーについて
自分の好きなボイスだけを集めて、お気に入りのカテゴリー (=
フェーバリットカテゴリー )として登録しておくことができます。
たとえば、Organ (オルガン)のカテゴリーからいくつかのボイス
を選び、Brass (ブラス)やSyn. Lead (シンセリード)のカテゴ
リーからいくつかのボイスを選ぶなど、特定のカテゴリーからだ
けではなく、各カテゴリーから使いたいボイスを集めて登録でき、
とても便利です。
カテゴリーサーチのボイスリスト上で、気に入ったボイスにカー
ソルを合わせて[MUTE/SEL/ENTER]ボタンを押します。ボック
スに×マークが表示され、フェーバリットカテゴリーに登録され
たことを示します。また、×マーク付きのボイスで[MUTE/SEL/
ENTER]ボタンを押すと登録が解除されます。
[SHIFT]ボタンを押しながら[FAVORITES]ボタンを押すと、
×マークを付けたボイスだけが画面上に表示されます。
[CATEGORY]ボタンを押すと、フェーバリットカテゴリーから
通常のカテゴリーサーチに戻ります。[EXIT]ボタンを押すと、ボ
イスプレイモードに戻ります。


 
 


