User Manual

Table Of Contents
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取扱説明書
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本体の内部メモリー
制作/編集したユーザーキットやユーザーパターン、
ウェーブなどは、内部メモリーに保存することで電源を
切ってもデータを保持することができます。また、ユー
ザートリガーセットアップやユーティリティーなど、シス
テムの設定も保存できます。
本体に保存されるデータ
以下のデータを、本体に保存できます。
ユーザーキット
パッド/コントローラーに自分の好みのボイスを割り当て
てセットアップしたオリジナルキットをストア操作により
ユーザーキット用メモリーに保存し、プリセットキットと
同様に呼び出して使うことができます。ユーザーキットは
最大で200個まで本体に保存でき、電源を切っても保持
されます。
ボイスモードでのボイスに対する設定およびMIDIモード
での設定も、ユーザーキットの情報として保存されます。
ユーザーパターン
自分でパッド演奏し録音することで、プリセットパターン
と同様に使える「ユーザーパターン」を作成することがで
きます。ユーザーパターンは録音時にユーザーパターンと
して本体に保存され、電源を切ってもデータは保持されま
す。ユーザーパターンは最大で50個まで内部メモリーに
保存できます。
ウェーブ
WAVまたはAIFF形式のウェーブファイルをウェーブ用メ
モリーに保存することで、プリセットボイスやパターンと
同様にパッドに割り当てて鳴らすことができます。ウェー
ブファイルは、本体USB端子に接続したUSB記憶装置か
らインポートすることによりウェーブとして本体に保存さ
れます。ウェーブは最大で500ファイルまで本体に保存
でき、電源を切っても保持されます。
ユーザートリガーセットアップ
プリセットトリガーセットアップを編集して、オリジナル
のトリガーセットアップ(ユーザートリガーセットアップ )
を作成し、ストア操作により本体に保存できます。ユー
ザートリガーセットアップは10個まで保存でき、電源を
切っても保持されます。
ユーティリティーモードの設定
ユーティリティーモードでの設定は、ストア操作により本
体に保存され、電源を切っても保持されます。
ユーザーキットの編集と保存
キットを選ぶと、キットデータは「エディットバッ
ファー」と呼ばれる、本体の一時的な保管場所にコピーが
作られます。キットの編集は、エディットバッファーに一
時的に保存されたキットにすべて反映されます。編集前の
キットデータではなくコピーしたキットデータを編集する
ことにより、編集前のキットデータが誤って書き替えられ
ないようにするためのしくみです。
エディットバッファーは一時的な保管場所ですので、編集
中にストア(保存)せずに別のキットを選ぶと新しいキット
の内容に書き替えられてしまいます。また、電源を切ると
エディットバッファーの内容は消えてしまいます。大切な
データはこまめにストア(保存)することをおすすめしま
す。
データファイルのセーブ/ロード
これまで説明した「本体に保存されるデータ」は、すべて
本体で扱えるファイルとして USB記憶装置に保存(セーブ)
できます。また、USB記憶装置に保存したファイルを再
び本体に読み込む(ロード)こともできます。詳しくはユー
ティリティーモードのファイル操作(UTIL7 FILE)をご覧
ください。
編集中のキット
(プリセットキット
/ ユーザーキット)
エディットバッファー
(最新の編集状態を保つ)
ストア (保存)せずに
電源を切ると
[STORE] ボタン
が点灯
せっかくの
編集中の
キットが消失
ユーザーキットとして
ストア (保存)すると
最新の編集がユーザーキット
として保存される
[STORE] ボタンは
消灯