User Manual
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取扱説明書
● パッドごとに送信するMIDIメッセージを指定し、
ボイスを割り当てる方法
これは、パッドに対しては『パッドを叩いたときに送信
するMIDIノートメッセージの番号』を設定し、音源に
対しては『MIDIノートメッセージの番号ごとにボイス
を割り当てる』という方法です。この方法の利点は、
パッドを叩いたときに複数のMIDIノートメッセージを
送信させることで、前述のレイヤー機能を使って複数の
ボイスを鳴らしたり、叩く度に違うボイスを鳴らしたり
できる点にあります。また、MIDI OUT 端子やUSB端
子からMIDIメッセージを出力して、外部MIDI機器をコ
ントロールすることもできます。
ここでは、
を例に解説します。
1
[KIT]ボタンを押してキットモードに入り、キットを選
びます。
2
[MIDI]ボタンを押してMIDIモードに入り、MIDI1画面
を表示させます。
画面上段で対象のパッドを に設定し、下段
でMessageType=note(パッドを叩いた際に
MIDIノートナンバーを送信する)に設定します。
3
[ENTER]ボタンを押してMIDI1-1画面を表示させま
す。
画面下段でMode=stack(複数のノートを同時に
発音する)に設定します。
・stackの他にalternate(複数のノートを順番に発音する)、
hold(ノートの発音/ 消音を交互に繰り返す)設定も選べます(62
ページ)。
4
[
C
]ボタンを押してMIDI1-2 画面を表示させます。
画面下段で、パッド を叩いたときに送信す
るMIDIノートナンバー (ここではD1/38)を設定
します。画面の右上に表示されている が、パッ
ド のレイヤー Aを示します。これでレイ
ヤー Aに MIDIノートナンバーが設定されました。
5
[VOICE]ボタンを押してボイスモードに入り、VCE1
画面を表示させます。
カーソルを画面上段のMIDIノートナンバーに移動し、
画面上段で[+ /INC]ボタンを押し続け、MIDIノートナ
ンバーをD1/38に設定します。
画面下段でそのナンバーに割り当てるボイス(ここでは
Sn001:OakCustom)を設定します。
これで、
ができました。
次に、
をします。
6
[MIDI]ボタンを押してMIDIモードに入り、MIDI1-2画
面(出力 MIDIノートの設定)を表示させます。
カーソルを画面右上の に移動し、[+/INC]ボタ
ンを押してレイヤーを に設定します。
画面下段で、送信するMIDIノートナンバー (ここでは
E1/40)を設定します。
MIDI1≥-º¡-
MessageType=note
パッド
-º¡-
MIDI1-1≥-º¡-
≥Mode=stack
NOTE
MIDI1-2≥-º¡-≥≥≥ç
Note=≥≥≥D≥1/≥38
レイヤー
-º¡-
ç
-º¡-
VCE1≥≥≥D≥1/≥38
Sn001:OakCustom
MIDI ノートナンバー
割り当てるボイス
MIDI1-2≥-º¡-≥≥≥¬
Note=≥≥≥E≥1/≥40
レイヤー
ç
¬