User Manual
Table Of Contents
各部の名称と機能
取扱説明書
Tio1608-D2
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109
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日本語
各部の名称と機能
フロントパネル
1
[INPUT]1 〜 16
XLR3 ピン端子、TRS フォーンプラグの両コネクターに対応
したコンボ端子です。マイクや楽器を接続します。
定格入力レベルは -62dBu 〜+10dBu です。
XLR3 ピン端子のケーブルで接続した場合は、+48V ファン
タム電源を必要とする機器に電源を供給できます。
2
[+48V]
各 INPUT チャンネルの +48V ファンタム電源の設定がオン
のとき点灯します。オン / オフの切り替えは、対応デジタルミ
キサーなどからコントロールします。[+48VACTIVE] がオ
フの場合、各チャンネルのファンタム電源の設定がオンでも
ファンタム電源は供給されません(このとき [+48V] は点滅
します)。
3
[OUTPUT+4dBu]1 〜 8
XLR3 ピン端子のバランス型端子で、各チャンネルからアナ
ログ信号を出力します。定格出力レベルは +4dBu です。
4
[STATUSINPUT]
アナログ入力端子への信号入力の状態を表示します。
入力端子のいずれかに -34dBFS 以上の入力があるときは緑
色に、-3dBFS 以上の入力があるときは赤色に点灯します。
また、機器の入力がミュートされているとき、システムクロッ
クの同期中、システム異常のときは、赤色で点滅します。
5
[STATUSOUTPUT]
アナログ出力端子のいずれかで -34dBFS 以上の出力がある
ときは緑色に点灯します。
また、機器の出力がミュートされているとき、システムクロッ
クの同期中、システム異常のときは、赤色で点滅します。
6
[UNITID]
ղձ մյնշոչպջռճ
NOTE
内蔵ヘッドアンプのゲインを +17dB と +18dB の間で変化
させると、内部的に PAD のオン / オフが切り替わります。
ファンタム電源を使用中で、INPUT 端子に接続されている機
器の Hot と Cold 間のインピーダンスに差がある場合にはノ
イズが発生することがあります。
注意
・ ファンタム電源が不要なときは、必ずオフにしておいてくだ
さい。
・ ファンタム電源をオンにする場合は、コンデンサーマイクな
どのファンタム電源を必要とする機器以外が [INPUT] に接
続されていないことを確認してください。機器の故障の原因
になります。
・ ファンタム電源をオンにしたまま [INPUT] で機器を抜き差
ししないでください。機器および本体の故障の原因になりま
す。
・ スピーカー保護のために、パワーアンプ(パワードスピー
カー)の電源をオフの状態で、ファンタム電源をオン / オフ
してください。また、デジタルミキサーの出力コントロール
は、すべて最小にしておくことをおすすめします。大音量が
出て、聴力障害、または機器の損傷になることがあります。
ご注意
やむをえず本機のバランス(平衡)出力をアンバランス(不平
衡)機器に接続する場合はグランド電位の違いにより機器の故
障の原因となる可能性がありますので、各機器間のグランド電
位を合わせて使用してください。
アンバランス(不平衡)機器接続ケーブルの配線は 3pinCOLD
と 1pinGND を接続してお使いください。
クイックコンフィグを使用するときに、本体の ID(1 〜 3)を
設定します。複数台で使用するときは、それぞれを別の ID に
設定する必要があります。
クイックコンフィグを使用しないときは、このスイッチとリ
アパネルのディップスイッチを組み合わせて ID を設定しま
す。(→P.111)
[UNITID] の切り替えは、
本体の電源がオフのときに設定しま
す。電源がオンのときに設定しても、本体には反映されませ
ん。
クイックコンフィグについては、「接続方法について」(→
P.114)をご覧ください。
NOTE
Tio1608-D2を従来のTio1608-D と混在させた状態
で、TF のクイックコンフィグ機能、ま た は DM3 の Auto
Setup機能を使用する場合は、Tio1608-D2のUNIT IDが
Tio1608-D のUNIT ID とも重ならないように設定します。










