User Manual
日本語
ヘッドアンプのコントロール
取扱説明書
147
ヘッドアンプの
コントロール
Ri8-D のヘッドアンプは、ヤマハデジタルミキサーなどか
らコントロールできます。
Ri8-D ネイティブ対応機器からの
コントロール
CL シリーズなどの Ri8-D ネイティブ対応機器から、
Ri8-D のヘッドアンプをコントロールできます。
Ri8-D ネイティブ対応機器のディスプレイにはモデル名
と UNITID が表示されてコントロールできます。
Ri8-D ネイティブ対応機器に接続してモニター/ コント
ロールする場合については、各対応機器の取扱説明書を参
照してください。
Ri8-D にネイティブ対応していない
機器からのコントロール
ここでは Ri8-D にネイティブ対応していない機器から
Ri8-D を AD8HR としてコントロールするための Ri8-D
側の設定について説明します。
詳細については下記のウェブサイトからダウンロードで
きる「Dante-MY16-AUD&R シリーズHA リモートコ
ントロールガイド」をご参照ください。
http://www.yamahaproaudio.com/japan/
NOTE
Ri8-D にネイティブ対応していないが Ri8-Dを
AD8HR としてコントロールできるヤマハの機器は以
下のとおりです。接続する場合は AD8HR としてコン
トロールできるファームウェアになっている
Dante-MY16-AUD カードを Mini-YGDAI スロットに
挿入して使用してください。
M7CL、LS9、DM1000、DM2000、PM5D/DSP5D、
DME64N/24N
ディップスイッチの設定
電源をオフにした状態でディップスイッチのスイッチ 5
を下に、スイッチ 6 を上に倒します。
NOTE
REMOTE の設定を [AD8HR] にすると、STARTUP
MODE はディップスイッチの設定にかかわらず
[RESUME] になります。
UNITID の設定
Ri8-D を [AD8HR] の設定にすると UNITID が仮想 ID
(AD8HR としての DeviceID) になります。
Rio3224-D や Rio1608-D を混在させたり、AD8HR
や SB168-ES を混在させるときは ID が重複しないよう
に設定する必要があります。
正しく設定すると、AD8HR と同様にコントロールできま
す。また、シーンリコールでヘッドアンプの設定を一括で
切り替えることもできます。ヘッドアンプのコントロール
方法について詳しくは、接続するデジタルミキサーなどの
各取扱説明書の該当ページをご参照ください。
モニター/ コントロールできる
ヘッドアンプパラメーター
5 6
パラメーター 内容
+48V
+48V ファンタム電源のオン / オフを
チャンネルごとに切り替えます。
HAGAIN
ゲインを‒ 6dB 〜 +66dB まで、1dB 単
位で調整できます。
HPF
ハイパスフィルターのオン / オフを切
り替えます。
HPFFREQ
ハイパスフィルター(12dB/octave) の
カットオフ周波数を 20Hz から 600Hz
の間の 60 段階で設定できます。
METER
(Ri8-D ネイティブ対
応機器のみ )
入力チャンネルごとにレベルメーター
を表示します。
DeviceID
UNITID を元にして割り当てられた
DeviceID1 〜 F(AD8HR としての
DeviceID) を表示します。
+48VMasterSW
+48V ファンタムマスター電源のオン
/ オフ状態を表示します。
GainCompensation
(Ri8-D ネイティブ対
応機器のみ )
GainCompensation 機能のオン / オフ
を切り替えます。