User Manual

接続
取扱説明書
32
スター接続(リダンダンシーネットワーク)
スター接続とは、スイッチングハブを中心に機器を接続す
る方法です。ギガビットイーサネットに対応したスイッチ
ングハブを使うことで、幅広い帯域が必要な大規模ネット
ワークにも対応します。スイッチングハブには、ネット
ワークを制御 /監視するためのさまざまな機能 (任意の
データ回線のクロック同期や音声の伝送を優先させる
QoSなど )が盛り込まれているものをおすすめします。
万が一のネットワーク障害が起きても、音声に影響させず
に通信ができる環境を構築するためにリダンダンシー
ネットワークを構築するのが一般的です。
リダンダンシーネットワークについて
リダンダンシーネットワークとは、主回線(プライマリー)
と副回線(セカンダリー) 2回線で構成されたネット
ワークです。通常はプライマリー回線で通信しています
が、プライマリー回線に断線などのトラブルが発生した場
合は、自動的に通信がセカンダリー回線に切り替わりま
す。この方法で接続することによって、デイジーチェーン
で構築されたネットワークよりも、ネットワーク障害に
い環境を構築できます。
■CLシリーズと I/Oデバイスの接続
CLシリーズと I/Oデバイスの Dante端子を使って、
下のように接続し、I/Oデバイスのロータリースイッチと
ディップスイッチを設定します。
■I/Oデバイスのロータリースイッチとディップスイッ
チの設定
オーディオ入出力の接続
アナログ入力の接続
I/O デバイスの INPUT 端子や、本体の OMNIIN 端子に
は、主にマイクロフォンやモノラルのラインレベル機器を
接続します。
NOTE
初期状態では、OMNIIN 端子にはパッチ設定がされて
いません。ここに接続した信号を入力として扱うには、
パッチ設定を行なってください。
CL5
SECONDARY
SECONDARY
SECONDARY
PRIMARY
PRIMARY
PRIMARY
Rio3224-D
(ID#1)
Rio3224-D
(ID#2)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
スイッチングハブ
スイッチングハブ
(ID#1)
(ID#2)
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
1 2 3 4 5 6 7 8
ON
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
Rio3224-D
CL シリーズ