User Manual
各部の名称と機能
取扱説明書
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各部の名称と機能
フロントパネル
1 [INPUT]( インプット ) 端子 1 〜 32{1 〜 16}
XLR-3-31 タイプのバランス型端子で、各チャンネ
ルにアナログ信号を入力します。定格入力レベルは
‒ 62dBu 〜 +10dBu です。+48V ファンタム電源
を必要とする機器に電源を供給できます。
NOTE
内蔵ヘッドアンプのゲインを +17dB と +18dB の間
で変化させると、内部的に PAD のオン / オフが切り
替わります。ファンタム電源を使用中で、INPUT 端子
に接続されている機器の Hot と Cold 間のインピーダ
ンスに差がある場合にはノイズが発生することがあり
ます。
2 [+48V] インジケーター
各 INPUT チャンネルの +48V ファンタム電源の設
定がオンのとき点灯します。オン / オフ切り替えは、
対応デジタルミキサーなどからコントロールします。
[+48VMASTER] スイッチがオフの場合、各チャン
ネルのファンタム電源の設定がオンでもファンタム
電源は供給されません ( このとき +48V インジケー
ターは点滅します )。また、エラー発生時には、すべて
のチャンネルで点滅します。
注意:
・ ファンタム電源が不要なときは、必ずオフにしておい
てください。
・ ファンタム電源をオンにする場合は、コンデンサーマ
イクなどのファンタム電源を必要とする機器以外が
[INPUT] 端子に接続されていないことを確認してくだ
さい。機器の故障の原因になります。
・ ファンタム電源をオンにしたまま [INPUT] 端子で機
器を抜き差ししないでください。機器および本体の故
障の原因になります。
・ スピーカー保護のために、パワーアンプ ( パワードス
ピーカー) の電源をオフの状態で、ファンタム電源を
オン / オフしてください。また、デジタルミキサーの出
力コントロールは、すべて最小にしておくことをおす
すめします。大音量が出て、聴力障害、または機器の損
傷になることがあります。
3 [SIG]( シグナル ) インジケーター
各チャンネルの入出力が‒ 34dBFS 以上のとき緑色
に点灯します。
また、エラー発生時には、すべてのチャンネルで点滅
します。
4 [PEAK]( ピーク ) インジケーター
各 INPUT チャンネルの入力レベルが‒ 3dBFS 以上
のとき赤色に点灯します。
また、エラー発生時には、すべてのチャンネルで点滅
します。
5 [UNITID] ロータリースイッチ
接続されている機器が Rio を個別に認識するための
ID を設定します。Dante ネットワークで音声信号の
送受信をしたり、デジタルミキサーなどからコント
ロールをしたりするためには、同じネットワーク内で
重複しない ID を設定してください。
ロータリースイッチの設定は電源をオフの状態で行
なってください。電源がオンの状態で変更しても設定
が反映されません。
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