User Manual

ヘッドアンプのコントロール
取扱説明書
14
ヘッドアンプのコン
トロール
Rio のヘッドアンプは、ヤマハデジタルミキサーなどから
コントロールできます。
Rio ネイティブ対応機器からのコン
トロール
CL シリーズなどの Rio ネイティブ対応機器から、Rio
ヘッドアンプをコントロールできます。
Rio ネイティブ対応機器のディスプレイには Rio のモデ
ル名と UNITID が表示されてコントロールできます。
Rio ネイティブ対応機器に接続してモニター/ コントロー
ルする場合については、各対応機器の取扱説明書を参照し
てください。
Rio にネイティブ対応していない機
器からのコントロール
ここでは Rio にネイティブ対応していない機器から Rio
AD8HR としてコントロールするための Rio 側の設定
について説明します。
詳細については下記のウェブサイトからダウンロードで
きる「Dante-MY16-AUD&R シリーズHA リモートコ
ントロールガイド」をご参照ください。
http://www.yamahaproaudio.com/japan/
NOTE
Rio にネイティブ対応していない Rio AD8HR
してコントロールできるヤマハの機器は以下のとおり
です。接続する場合は Dante-MY16-AUD カード
( ファームウェア V3.3.8 以降 ) Mini-YGDAI スロッ
トに挿入して使用してください。
M7CL、LS9、DM1000、DM2000、PM5D/DSP5D、
DME64N/24N
ディップスイッチの設定
電源をオフにした状態でディップスイッチのスイッチ 5
を下に、スイッチ 6 を上に倒します。
NOTE
REMOTE の設定を [AD8HR] にすると、STARTUP
MODE はディップスイッチの設定にかかわらず
[RESUME] になります。
UNITID の設定
Rio3224
-
D [AD8HR] の設定にすると仮想 ID
(AD8HR としての DeviceID) 4 つ持ちます。
Rio1608
-
D [AD8HR] の設定にすると仮想 ID 2
つ持ちます。
Rio3224
-
D Rio1608
-
D を混在させたり、AD8HR
SB168-ES を混在させるときは仮想 ID DeviceID
が重複しないように設定する必要があります。Rio
UNITID と仮想 ID は以下のようになります。
正しく設定すると、AD8HR と同様にコントロールできま
す。また、シーンリコールでヘッドアンプの設定を一括で
切り替えることもできます。ヘッドアンプのコントロール
方法について詳しくは、接続するデジタルミキサーなどの
各取扱説明書の該当ページをご参照ください。
モニター/ コントロールできるヘッ
ドアンプパラメーター
5 6
UNITID(16 進数 )
仮想 ID(16 進数 )
Rio3224
-
D Rio1608
-
D
11,2,3,4 1,2
2 5,6,7,8 3,4
39,A,B,C 5,6
4 D,E,F,10 7,8
パラメーター 内容
+48V
+48V ファンタム電源のオン / オフを
チャンネルごとに切り替えます
HAGAIN
ゲインを‒ 6dB +66dB まで、1dB
位で調整できます。
HPF
ハイパスフィルターのオン / オフを切
り替えます。
HPFFREQ
ハイパスフィルター(12dB/octave)
カットオフ周波数を 20Hz から 600Hz
の間の 60 階で設定できます。
METER
(Rio ネイティブ対応
機器のみ )
入力チャンネルごとにレベルメーター
を表示します。
DeviceID
自動的に割り当てられた DeviceID1
3C(AD8HR しての DeviceID)
表示します。Rio3224
-
D 1 台につき
4つのIDRio1608
-
D 1 台につき 2
つの ID が割り当てられます
+48VMasterSW
+48V ファンタムマスター電源のオン
/ オフ状態を表示します。
GainCompensation
(Rio ネイティブ対応
機器のみ )
GainCompensation 機能のオン / オフ
を切り替えます。