User Manual
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
V5 リファレンスマニュアル
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GEQEDIT 画面 (Flex15GEQ)
画面は 31 バンド GEQ と同じですが、「AVAILABLEBANDS」に現在の GEQ で操作できる残
りのバンド数 ( 最大 15) がリアルタイムに表示されます。
ラック切り替えタブでは、Flex15GEQ をマウントしたラックのタブが、xA、xB のように 2 つに
分割されます (x はラック番号 )。
パラメトリック EQ を操作する
CL シリーズにはチャンネル標準搭載の 4 バンド EQ と別に、ラックにマウントできる 8 バンドのパ
ラメトリック EQ(PEQ) があります。その PEQ は、GEQ1-16 ラックにマウントし、インプットチャン
ネル (GEQ1-8 ラックのみ )、MIX/MATRIX チャンネル、STEREO/MONO チャンネルのインサート
アウト / インにパッチして利用します。または、EFFECT1-8(FX1-8) ラックにマウントし、INPUT
チャンネル、MIX/MATRIXチャンネル、STEREO/MONO チャンネルのインサートアウト / インに
パッチして利用します。各バンドのゲインは、Centralogic セクションのフェーダーや [ON] キーを
使って操作します。PEQ のタイプには次の 1 種類があります。
8BandPEQ
モノラル仕様の 8 バンドの PEQ です。独立した HPF、LPF と3つのノッチフィルターも搭載してい
ます。
8BandPEQ をラックにマウントした場合、2台の8BandPEQ(それぞれ「A」「B」と表示されます)
がマウントされるため、ラックの入出力は2チャンネルずつ利用できます。
■ PEQをチャンネルにインサートする
ここでは、選択したチャンネルにPEQをインサートして使用する方法を説明します。
NOTE
・ PEQ の入出力レベルは、GEQ または EFFECT フィールドのラックで確認できます。
・ PEQ の操作方法については、次の「PEQEDIT 画面」( → P.149) をご参照ください。
手順
1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.141)の手順1〜8を参考にして、ラックにPEQをマウントし
て、ラックの入力元/出力先を設定する。
2. GEQ フィールドのラックまたは EFFECT フィールドのラックの中から、PEQ がマウントされた
ラックコンテナを押す。
3. ステレオソースを利用するときは、RACKLINK ボタンを押して 2 台の PEQ をリンクさせる。
4. PEQON/OFF ボタンを押して PEQ をオンにする。