User Manual
そのほかの機能
リファレンスマニュアル
202
カスケードマスターCL シリーズの操作
1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押して、SETUP 画面を表示させます。
2. SETUP 画面の中央にある SYSTEMSETUP フィールドの CASCADE ボタンを押して、
CASCADE ポップアップ画面を表示させます。
3. CASCADEINPATCH タブを押して、CASCADEINPATCH ページを表示させます。
4. ポートを割り当てたいバスのポート選択ポップアップボタンを押します。
PORTSELECT ポップアップ画面が表示されます。
5. カテゴリー選択リスト / ポート選択ボタンを使って希望するスロット / 入力ポートを選び、
CLOSE ボタンを押します。
選択したバスに、ポートが割り当てられます。
6. 手順 4/5 を繰り返して、ほかのバスにもポートを割り当てます。
必要ならば、同じ入力ポートを複数のバスに割り当てることもできます。
7. 2 台の CL シリーズどうしで特定のパラメーターやイベントをリンクさせるには、次のよう
に操作します。
7-1. CASCADECOMMPORT フィールドを操作して、カスケードリンク用のコントロール
信号を送受信するポートを選択します。
選択可能な項目は、CASCADEOUTPATCH ポップアップ画面と共通です ( → P.200)。
NOTE
カスケードリンクのコントロール信号と MIDI メッセージとで同じポートを共有することはで
きません。すでに MIDI メッセージの送受信用に指定されているポートを選択した場合、以前の
設定を解除してもいいかを確認するダイアログが表示されます。
7-2. CASCADELINKMODE ボタンを操作して、リンクさせる項目を選択します。
選択可能な項目は、CASCADEOUTPATCH ポップアップ画面と共通です ( → P.200)。
8. CASCADE ポップアップ画面を閉じるには、CLOSE ボタンを押します。
この状態で、カスケードスレーブ側のバスの信号が、スロットを通じてカスケードマスター側のバ
スに送られ、両方のバスを合わせた信号がカスケードマスターから出力されます。また、カスケー
ドリンク機能が有効なときは、どちらか一方の CL シリーズで特定の操作やパラメーター変更を
行なったときに、もう一方の CL シリーズが連動します。
MIX バス /MATRIX バスの基本設定
ここでは、MIX バスや MATRIX バスの基本設定 ( ステレオ / モノラルの切り替え、インプット系チャ
ンネルから信号を送るときのセンドポイントなど ) を変更する方法について説明します。
以下の操作で設定した内容は、シーンの一部として保存されます。
1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押して、SETUP 画面を表示させます。
2. SETUP 画面の中央右側にある BUSSETUP ボタンを押して、BUSSETUP ポップアップ
画面を表示させます。
BUSSETUP ポップアップ画面では、MIX バス /MATRIX バスの各種設定を行ないます。
1 シグナルタイプ切り替えボタン
2 バスごとに信号の処理方法を選択します。STEREO( ステレオ信号 ) または MONOx2( モノ
ラル信号 ×2 系統 ) が選択できます。
2 バスタイプ / センドポイント選択ボタン (MIX バスのみ )
2 バスごとにバスタイプとプリフェーダーを選択したときのセンドポイントを選択します。各ボ
タンに対応する設定内容は、次のとおりです。
ボタン バスタイプ プリフェーダーのセンドポイント
VARI[PREEQ] VARI EQ の直前
VARI[PREFADER] VARI フェーダーの直前
FIXED FIXED ---
1 42
1 43
MIX1-16 ページ MIXBUS17-24/MATRIXBUS ページ