User Manual
レコーダー
リファレンスマニュアル
185
5. レコーダーに録音する信号がモニターできるように、レコーダーの入力にパッチしたチャン
ネルのフェーダーを上げます。
レコーダーへの入力信号レベルは、RECORDER 画面の RECORDERINPUT フィールドのレベ
ルメーターで確認できます。必要ならば、RECORDERINPUT フィールドの GAIN ノブを使って
レコーダーへの入力レベルを調節します。
NOTE
・ 録音中の信号はレコーダーの出力端子 (PLAYBACKOUT) からは出力されません。
・ GAIN ノブを操作しても、該当するアウトプット系チャンネルからほかのポートに出力される
信号のレベルには影響しません。
6. 画面右下の RECRATE フィールドを押して、録音するオーディオファイルのビットレート
を選びます。
96kbps、128kbps、192kbs が選択できます。ビットレートが大きくなるほど音質が向上しま
すが、データサイズも大きくなります。
NOTE
オーディオファイルのサンプリングレートは、CL シリーズが現在動作しているワードクロッ
クのレートが自動的に選ばれます。
7. REC( ● ) ボタンを押します。
REC( ● ) ボタンと PLAY/PAUSE( ) ボタンの PAUSE( ) が点灯します。また、カレン
トソング表示部分に----RECORDING----と表示されます。
8. 録音を開始するには、PLAY/PAUSE( ) ボタンを押します。
録音中は、REC( ● ) ボタンと PLAY/PAUSE( ) ボタンの PLAY( ) が点灯します。また、
録音経過時間が確認できます。
9. 録音を終了するには、STOP( ■ ) ボタンを押します。
USB メモリーにオーディオファイルが保存されます。
NOTE
・ 初期状態のとき、録音したオーディオファイルは YPE フォルダーの中の SONGS フォルダー
に保存されます。また、SONGS フォルダーより下の階層のフォルダーを指定することもできま
す。
・ 録音したファイルには、初期設定のタイトルとファイル名が付けられます。これらはあとで修
正できます。
10. 録音内容を確認するには、次のように操作します。
10-1. 録音したオーディオファイルを選択し、PLAY/PAUSE( ) ボタンを押します。
手順 4 で選択したインプット系チャンネルを経由して、録音内容が再生されます。
PLAYBACKOUT フィールドの CUE ボタンをオンにして確認することもできます。
10-2. 再生を終了するには、STOP( ■ ) ボタンを押します。
USB メモリー上のオーディオファイルを再生する
USB メモリー上に保存されたオーディオファイルを再生します。CL シリーズ本体で録音されたファ
イル以外に、コンピューターから USB メモリーにコピーしたファイルも再生できます。
再生可能なファイルフォーマットは MP3(MPEG-1AudioLayer-3)、WMA(WindowsMedia
Audio) と AAC(MPEG-4AAC) の 3 種類で、サンプリングレートは 44.1kHz/48kHz、ビットレー
トは 64kbps から 320kbps です。
1. オーディオファイルを保存した USB メモリーを USB 端子に装着します。
NOTE
オーディオファイルを再生するには、YPE フォルダーの中の SONGS フォルダー、またはそれ
より下の階層に作成したフォルダーにオーディオファイルを保存してください。ほかのフォル
ダーにあるファイルや、対応していないフォーマットのファイルは認識できません。
2. ファンクションアクセスエリアの RECORDER ボタンを押して、RECORDER 画面を表示
させます。
1 タイトルリスト
USB メモリー上の選択されているフォルダーに保存された、再生可能なオーディオファイルお
よびフォルダーのリストです。リスト中央の青い背景の列が、操作の対象として選ばれているソン
グファイル / フォルダーを示しています。
6 7 8 9
A
0
3 15
2
4