User Manual

グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
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12. パラメーターを調節します。
パラメーターの操作方法については、次の「プレミアムラックのパラメーターを操作する」をご参
照ください。
NOTE
プロセッサーの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、デジタルゲインやプロセッサーの
パラメーターを調節してください。
13. 手順6 でラックの出力先に選択したチャンネルのフェーダーを操作して、適切なレベルに調
節します。
プレミアムラックのパラメーターを操作する
プレミアムラックの各ポップアップ画面には以下の項目があります。
1 ASSIST ボタン
このボタンを押すと、マルチファンクションノブで操作できるパラメーターの割り当てが画面に
表示されます。
2 LIBRARY ボタン
プレミアムラックのライブラリーポップアップ画面を表示します。( 各モジュールタイプご )
3 DEFAULT ボタン
パラメーターの設定を初期値に戻します。
4 マルチファンクションノブアクセスフィールド
マルチファンクションノブに割り当てられているパラメーター名とパラメーター値を表示しま
す。
操作するパラメーターを切り替えるときは、面内のノブを押します。
NOTE
ASSIST ボタンをオンにしておくと、現在操作できるパラメーターと、切り替えて操作できるパ
ラメーターとが簡単に区別できます。
マルチファンクションノブを押しながら回すことで細かい単位でパラメーターを操作できま
す。
Portico5033
Portico5033 は、RupertNeveDesigns(RND) 社の 5 バンドアナログ EQ をエミュレートしたプ
ロセッサーです。5033EQ は、RupertNeve 氏が開発した往年の名機と評価されている「1073」から
の歴史を受け継ぎ、独特のトーンコントロール特性を持っています。また、RupertNeve 氏がみずから
設計したインプット / アウトプットトランスフォーマーまでも VCM テクノロジーでモデリングする
ことにより、イパス状態でも非常に音楽性の高いサウンドを実現するモデルです。その特性は、ローを
絞れば低域が引き締まり、ハイを上げても耳が痛くならずに必要な帯域が上がってくる独特の効きを
持っています。
1 ALLBYPASS ボタン
EQ のバイパスをオン / オフします。バイパス状態でも、信号はインプット / アウトプットトラン
スフォーマーとアンプ回路を通ります。
2 TRIM
エフェクトの入力ゲインを調節します。
3 LF/LMF/MF/HMF/HFFrequency ノブ
各バンドの周波数を調節します。
4 LF/LMF/MF/HMF/HFGain ノブ
各バンドの増幅または減衰量を調節します。
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