User Manual
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
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5. 録音 ( サンプリング) を開始するには、REC ボタンを押し、続けてPLAYボタンを押します。
エフェクトに入力された信号の録音が始まります。現在の録音位置は、プログレスバーで確認でき
ます。一定時間が経過すると、自動的にそれぞれのボタンがオフになります。
NOTE
ウィンドウ内のパラメーターを操作すれば、録音時間、録音の開始方法やサンプルの再生方法
などを細かく設定できます。パラメーターについて詳しくは、資料編 ( → P.242) をご参照くだ
さい。
6. 録音したサンプルを再生するには、PLAY ボタンを押します。
NOTE
録音をし直したり、エフェクトを切り替えたり、本体の電源を切ると、サンプリングされた内容
は消去されます。
プレミアムラックの操作
プレミアムラックについて
CL シリーズには、グラフィック EQ と内蔵エフェクトに加えて、厳選されたビンテージアナログプロ
セッサーを忠実にエミュレートしたプロセッサーや、新開発のプロセッサー群を使える「プレミアム
ラック」があります。アナログ回路を部品レベルで忠実に再現し、さらに入念にチューニングを施した
「VCM テクノロジー」を使って、デジタル領域でアナログを凌駕する音作りを実現します。
プレミアムラックには、6 種類のタイプが用意されています。
プレミアムラックを操作する
ラックの入出力のパッチを設定する方法は、エフェクトラックと同じです。( → P.122)
プレミアムラックにおいて、センド / リターン経由を利用できるのは、ラック 1 〜 2 のみです。ラック
3〜8は、インサートパッチのみになります。(「バーチャルラックを操作する」の手順 5、手順 6 をご参
照ください ( → P.117))。
1. ファンクションアクセスエリアのRACKボタンを押してVIRTUALRACKウィンドウを表
示させます。
2. VIRTUALRACKウィンドウ上部のPREMIUMタブを押して、PREMIUMRACKフィール
ドを表示させます。
名前 概要
Portico5033 RND 社アナログ 5 バンド EQ のモデリング
Portico5043 RND 社アナログコンプレッサー / リミッターのモデリング
U76 代表的なビンテージコンプレッサー / リミッターのモデリング
Opt-2A 代表的な真空管 ( 光学式 ) コンプレッサーのモデリング
EQ-1A 代表的な真空管パッシブ型のビンテージ EQ のモデリング
DynamicEQ
動的にゲインが変化して、入力レベルに合わせてカット量やブースト量をコントロールでき
る新開発の EQ