User Manual
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
124
7. SEND フィールドに、エフェクトセンドとしてパッチした MIX バスが表示されるように
SELECTEDCHANNEL セクション ( トップパネル ) の MIX1-16、MIX17-24/
MATRIX キーを切り替えます。
SELECTEDCHANNELVIEW 画面の MIX1-16、MIX17-24/MATRIX ボタンを使って、表示
するバスを切り替えることもできます。
8. 目的の MIX バスに対応する TOMIXSENDLEVEL ノブを押して選択し、マルチファンク
ションノブを回して各チャンネルから MIX バスに送られる信号のセンドレベルを設定しま
す。
この状態で、インプット系チャンネルから内蔵エフェクトに送られる信号のセンドレベルを調節
できます。同じ要領で、ほかのインプット系チャンネルからのセンドレベルも調節してください。
なお、選択されたノブをもう 1 回押すと、送り先の MIX バスに対応する MIXSEND ポップアッ
プ画面 (8ch) が表示されます。このポップアップ画面では、各チャンネルから対応するバスに送
られる信号のオン / オフ切り替え、および送出位置 (PRE/POST) の選択が行なえます
( →P.41)。
NOTE
このとき、手順 3 で選んだ STIN チャンネルから該当する MIX バスへのセンドレベルは、必ず
−∞ dB に設定してください。このセンドレベルを上げると、エフェクトの出力を同じエフェク
トの入力に返すことになり、発振を引き起こすおそれがあります。
9. エフェクトセンドのマスターレベルを調節するには、手順 2 でラックの入力元に指定した
MIX チャンネルを Centralogic セクションに呼び出し、対応するフェーダーを操作しま
す。
エフェクト通過後の信号が OVER しない範囲で、なるべく高いレベルに設定してください。
NOTE
エフェクトの入出力レベルは、EFFECT ポップアップ画面の右上に表示される入力 / 出力メー
ターで確認できます。
10. 手順 3 で、ラックの出力先に選択した STIN チャンネルを操作して、エフェクトリターンレ
ベルを調節します。
内蔵エフェクトをチャンネルにインサートする
ここでは、内蔵エフェクトの入出力を任意のチャンネル (STIN チャンネルを除く ) のインサートアウ
ト / インに割り当てて、チャンネルにエフェクトをインサートする方法を説明します。
1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.115)の手順1〜3を参考にして、ラックにエフェクト
をマウントします。
エフェクトがマウントされたラックでは、そのエフェクトで使用しているエフェクトタイプや入
出力の数、およびエフェクト通過前 / 通過後のレベルが確認できます。
2. INPUTPATCHボタンのL側を押して、CHSELECTポップアップ画面を表示させ、入力元
としていずれかのチャンネルのインサートアウトを選びます。
CHSELECT ポップアップ画面の詳細は、「バーチャルラックを操作する」( → P.115) の手順 5
をご参照ください。これでエフェクトの L 入力に、インサートアウトが割り当てられます。
3. OUTPUTPATCHボタンのL側を押して、CHSELECTポップアップ画面を表示させ、出力
先として同じチャンネルのインサートインを選びます。
CHSELECT ポップアップ画面の詳細は、「バーチャルラックを操作する」( → P.115) の手順 6
をご参照ください。これでエフェクトの L 出力に、インサートインが割り当てられます。
なお、ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、同じ要領でエフェクトの R 入
力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててください。
4. Centralogic セクションのバンクセレクトキーを使って、エフェクトをインサートした
チャンネルの OVERVIEW 画面を表示させます。
5. INSERT/DIRECTOUT フィールドを押して、INSERT/DIRECTOUT ポップアップ画面
を表示させます。
入出力ポートにインサートしたラックが選ばれていることを確認します。インサートアウト / イ
ンの詳しい操作方法は「チャンネルに外部機器をインサート接続する」( →P.21) をご参照くだ
さい。
6. エフェクトを挿入したチャンネルの INSERTON/OFF ボタンでオンにします。
オフになっているときは、ボタンを押してオンに切り替えます。この状態で、該当するチャンネル
へのエフェクトのインサートが有効になります。
7. ファンクションアクセスエリアのRACKボタンを押してVIRTUALRACKウィンドウを呼
び出し、EFFECT タブを使って EFFECT フィールドを表示させます。
8. チャンネルにインサートしたエフェクトのラックを押して、EFFECT ポップアップ画面を
表示させます。
このポップアップ画面では、エフェクトの各種パラメーターを操作します。
9. エフェクトタイプの選択やエフェクトパラメーターを調節します。
エフェクトの操作方法については、次の「内蔵エフェクトのパラメーターを操作する」をご参照く
ださい。
NOTE
・ エフェクト通過前 / 通過後のレベルは、EFFECT ポップアップ画面の右上に表示される入力 /
出力メーターで確認できます。
・ エフェクトの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、エフェクトセンドのマスターレベル
やエフェクトパラメーターを調節してください。
10. 手順 3でラックの出力先に選択したチャンネルのフェーダーを操作して、適切なレベルに調
節します。