User Manual
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUMRACK
リファレンスマニュアル
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31BandGEQ を操作する
Centralogic セクションのフェーダー1 〜 8 と [ON] キーを使って、31BandGEQ を操作します。
1. 「バーチャルラックを操作する」( →P.115) の手順 1 〜 6 を参考にして、ラックに
31BandGEQ をマウントして、ラックの入力元 / 出力先を設定します。
31BandGEQ がマウントされたラックでは、大まかな設定内容や入出力レベルを確認できます。
2. GEQフィールドまたはEFFECTフィールドのラックの中から、31BandGEQがマウントさ
れたラックを押します。
GEQ ポップアップ画面が表示されます。GEQ ポップアップ画面では、タブを使ってラックを切
り替えることができます。
1 EQ グラフ
31BandGEQ の現在の大まかな特性を表示します。
2 フェーダー
31BandGEQ の各帯域のブースト / カット量を表示するフェーダーです。実際の設定値は、下の
数値ボックスで確認できます。
3 FADERASSIGN フィールド
Centralogic セクションのフェーダーを使って操作する帯域を選ぶフィールドです。
3. GEQON/OFF ボタンを押して 31BandGEQ をオンにします。
4. FADERASSIGN フィールドの各ボタンを押し、Centralogic セクションのフェーダーを
使って操作する帯域を選びます。
FADERASSIGN フィールドの各ボタンは、次の帯域に対応しています。
ボタンが押されると、画面上の選ばれた帯域のフェーダーが白く変わり、対応する Centralogic
セクションのフェーダーの番号を表示します。Centralogic セクションのフェーダーを使って操
作できるようになります。
NOTE
上記の操作は、Centralogic セクションがロックされた状態でも行なえます。FADERASSIGN
フィールドのボタンをオフにすると、ロックされた状態に戻ります。
5. Centralogic セクションのフェーダーを操作します。
該当する周波数の帯域がブースト / カットされます。
NOTE
Centralogic セクションのフェーダーが中央 ( フラット ) の位置にあるとき、対応する [ON]
キーが消灯します。これは、その帯域が変更されていないことを表わします。フェーダーを少し
でも上下させると、[ON] キーが点灯し、その帯域が変更されたことを表わします。なお、点灯し
た [ON] キーを押して消灯させると、該当する帯域が即座にフラットに戻ります。
6. 手順 4、5 を繰り返して、各帯域を調節します。
NOTE
ディスプレイがほかの画面やラックに切り替わると、Centralogic セクションのフェーダーの
割り当ては強制的に解除されます。ただし、ふたたび同じラックを表示させたときに、自動的に
以前操作していた帯域がフェーダーに割り当てられます。
7. 操作が終わったら、FADERASSIGN フィールドのボタンをオフにします。
Centralogic セクションのフェーダーや [ON] キーの機能が、以前の状態に戻ります。
NOTE
GEQ ポップアップ画面を閉じると、自動的に FADERASSIGN フィールドのボタンがオフにな
ります。
8. 現在表示されている 31BandGEQ の設定を、ほかのラックの GEQ にコピーしたり、初期化
したりしたいときは、ポップアップ画面上部のツールボタンを使用します。
これらのボタンを操作する方法については取扱説明書 ( 別紙 ) の「ツールボタンを使用する」をご
参照ください。
NOTE
・ 使用しているバンド数が 15 バンド以下の 31BandGEQ のみ、Flex15GEQ にコピーできます。
・ GEQ の設定は、専用のライブラリーを使っていつでも保存 / 読み込みが行なえます。
1
2
3
20-100 20.0Hz〜100Hzの8バンド
63-315 63.0Hz〜315Hzの8バンド
200-1k 200Hz 〜 1.00kHz の 8 バンド
630-3.15k 630Hz 〜 3.15kHz の 8 バンド
2k-10k 2.00kHz 〜 10.0kHz の 8 バンド
4k-20k 4.00kHz 〜 20.0kHz の 8 バンド